北海道放浪記 〜10日目〜
2003年7月14日★とうろYHを5時過ぎに出発。今日はひたすら苫小牧まで走る「だけ」の予定なのだけれど、釧路湿原をちらと観るぐらいはいいだろうということで、まずは釧路湿原・細岡展望台へ。右手に達古武湖を観ながら、展望台への細道を走る。釧路川の流れはゆったりしていていい感じなのだけれど、この辺まで来ると水が濁ってしまっていて、それが残念。今回はカヌーには乗らなかったけれど、同じ釧路川を下るのならばやはり上流の方がいいなと思う。細岡展望台では予想通り誰もおらず、湿原の景色を独占する。
★ここからは覚悟を決めて走りに掛かったのだが、思いの外に早く進める。走っているうちに、どうやら帯広到着が早くなり過ぎるような感じになってきたので、ちょっと寄り道を。
★最初の寄り道ポイントは、ここは観光名所としても結構有名どころの豊頃町「はるにれの木」。十勝川の河川敷に2本寄り沿う形で立ったはるにれの木が2組ぽつんと立っているところで、豊頃町一番の名所になっている。つい2ヶ月ほど前にも訪ねているのだが、その時は辺り一面何も無くて、広い地面の上に幹と枝だけの木が立っていたのだけれど、今回は一面の草原になっていて、その中に出来た踏み分け道を辿って、青々と茂ったはるにれの木まで歩いていくことになる。青空に浮かぶ白い雲と、はるにれの緑のコントラストがいい感じ。
★次の寄り道ポイントは音更にある十勝牧場展望台へ。十勝牧場は正式名称を「家畜改良センター十勝牧場」と言い、牧場と言うよりは試験場のような雰囲気。展望台の高さも然程でもなく、少々拍子抜けな感は否めないのだけれど、それでも草原を見下ろすのは気分がいい。
★西帯広のお気に入りの豚丼専門店「いっぴん」で食事の後、霧の日勝峠を越え、道の駅「樹海ロード日高」で一休み。然程でもないソフトクリームを舐めつつ種々の掲示を見ていたところ、ここからほど近い場所に温泉があることを発見。早速その「沙流川温泉 ひだか高原荘」に向かう。建物はなかなかに立派なのだけれど、浴槽はあまり広くも無く、特に露天が無かったのが残念。そこそこに切り上げて、フロントで富内線の話を聞く。既に年配の職員の方しかご存知なくて、路盤は一部残っているけれど痕跡は殆ど無いとのこと。今のセイコーマート日高店のある場所が日高町駅のあったところですよと聞いたので、早速行ってみる。なるほど、店自体が国道とは平行に建てられておらず、いかにも「それっぽい」配置であるように思われた。
★国道237号線を南下する。旧・富内線の振内(ふれない)駅跡を利用した「振内鉄道記念館」へ。館内の展示は然程でもないのだが、やはりホームが残されているのは嬉しいところ。振内に続いて富内でも「富内銀河ステーション」に立ち寄る。振内と違ってこちらには旧富内駅がそのまま残されているのが嬉しいところだが、反面、ホームの1面が新設されたものになっていて、回りの雰囲気からは少々浮いているのが残念。銀河鉄道999の作者の発案で「空に向かって持ち上げられた」レールというのも外れの方にあったりして、ここもなかなか面白い。
★穂別に着く。思ったよりも大きな町で少々驚く。町立博物館までのルートはすぐに分かり、入館して30分ほど化石類を見学させてもらう。一番の目玉・ホベツアラキリュウは、想像していたよりも少々小さめだったけれど、でもこんなものが海中を泳いでいたのかと思うと、やはり巨大な生物だったのだなとも思う。町立博物館は16時半までの開館で、私が出ると同じぐらいの時刻に閉館。あと30分遅かったら入れないところで、危ないところであった。帰りに町立博物館の展示物の絵葉書を1セット購入。
★今日の宿泊先は、フェリーパックに含まれている「苫小牧プリンスホテル」。狭いしボロいし煙草臭いしとロクなことがないビジネスホテルで、でもセット料金からして只同然なので文句は言わないけれど。
★ここからは覚悟を決めて走りに掛かったのだが、思いの外に早く進める。走っているうちに、どうやら帯広到着が早くなり過ぎるような感じになってきたので、ちょっと寄り道を。
★最初の寄り道ポイントは、ここは観光名所としても結構有名どころの豊頃町「はるにれの木」。十勝川の河川敷に2本寄り沿う形で立ったはるにれの木が2組ぽつんと立っているところで、豊頃町一番の名所になっている。つい2ヶ月ほど前にも訪ねているのだが、その時は辺り一面何も無くて、広い地面の上に幹と枝だけの木が立っていたのだけれど、今回は一面の草原になっていて、その中に出来た踏み分け道を辿って、青々と茂ったはるにれの木まで歩いていくことになる。青空に浮かぶ白い雲と、はるにれの緑のコントラストがいい感じ。
★次の寄り道ポイントは音更にある十勝牧場展望台へ。十勝牧場は正式名称を「家畜改良センター十勝牧場」と言い、牧場と言うよりは試験場のような雰囲気。展望台の高さも然程でもなく、少々拍子抜けな感は否めないのだけれど、それでも草原を見下ろすのは気分がいい。
★西帯広のお気に入りの豚丼専門店「いっぴん」で食事の後、霧の日勝峠を越え、道の駅「樹海ロード日高」で一休み。然程でもないソフトクリームを舐めつつ種々の掲示を見ていたところ、ここからほど近い場所に温泉があることを発見。早速その「沙流川温泉 ひだか高原荘」に向かう。建物はなかなかに立派なのだけれど、浴槽はあまり広くも無く、特に露天が無かったのが残念。そこそこに切り上げて、フロントで富内線の話を聞く。既に年配の職員の方しかご存知なくて、路盤は一部残っているけれど痕跡は殆ど無いとのこと。今のセイコーマート日高店のある場所が日高町駅のあったところですよと聞いたので、早速行ってみる。なるほど、店自体が国道とは平行に建てられておらず、いかにも「それっぽい」配置であるように思われた。
★国道237号線を南下する。旧・富内線の振内(ふれない)駅跡を利用した「振内鉄道記念館」へ。館内の展示は然程でもないのだが、やはりホームが残されているのは嬉しいところ。振内に続いて富内でも「富内銀河ステーション」に立ち寄る。振内と違ってこちらには旧富内駅がそのまま残されているのが嬉しいところだが、反面、ホームの1面が新設されたものになっていて、回りの雰囲気からは少々浮いているのが残念。銀河鉄道999の作者の発案で「空に向かって持ち上げられた」レールというのも外れの方にあったりして、ここもなかなか面白い。
★穂別に着く。思ったよりも大きな町で少々驚く。町立博物館までのルートはすぐに分かり、入館して30分ほど化石類を見学させてもらう。一番の目玉・ホベツアラキリュウは、想像していたよりも少々小さめだったけれど、でもこんなものが海中を泳いでいたのかと思うと、やはり巨大な生物だったのだなとも思う。町立博物館は16時半までの開館で、私が出ると同じぐらいの時刻に閉館。あと30分遅かったら入れないところで、危ないところであった。帰りに町立博物館の展示物の絵葉書を1セット購入。
★今日の宿泊先は、フェリーパックに含まれている「苫小牧プリンスホテル」。狭いしボロいし煙草臭いしとロクなことがないビジネスホテルで、でもセット料金からして只同然なので文句は言わないけれど。
コメント