北海道放浪記 〜9日目〜
2003年7月13日★道の駅「スワン44ねむろ」を7時少し過ぎに出発。すぐ近くの別当賀方面への道道953号線に入り、別当賀分岐より落石方面へ向かう。落石駅では今どき珍しい「駅ネ」の人が居て、こちらの方がびっくり。落石駅より根室方面へ少し行ったところより「窓岩」なる岩を見てから、落石の集落を抜けて落石岬へ向かう。落石岬への道路は途中でゲート封鎖されていて、そこからは歩いていかないといけないのだけれど、ゲート前には駐車場らしきものも無く、余程俗化されてないのだなと思う。ゲートから300m程で木道歩きになる。木道に入ってすぐの辺りが、北海道唯一のサカイツツジ自生地。でも花の時期は6月上旬とあって、ワタスゲだけが風に揺れている。岬までは1km程度で気分のいい散策。でも風も波も強く、岬からの海岸線の眺望はかなりの迫力がある。
★霧多布岬展望台、霧多布灯台を再訪した後、私が好きなアゼチの岬へ向かう。小島、嶮暮帰島を目の前に、海鳥繁殖地のゴメ島を左手に見下ろす岬で、右手遠方には霧多布湿原まで見える。正面遠くには涙岬のある断崖絶壁が連なる。この眺望の雄大な繊細さが何とも言えず心を癒してくれる。
★琵琶瀬展望台、霧多布湿原センターに立ち寄ってから、火散布沼、藻散布沼を通って涙岬へ。この涙岬も私が非常に好きなところで、まるで涙を流す少女の横顔のように見える岩の様子からアイヌの娘の悲恋伝説が語られていて、展望台のある断崖絶壁から見下ろす涙岩の姿が心を打つ。今日の波はかなり高く、その潮騒の音がいっそう寂寥感を掻立てる。ここは眺望の素晴らしさの割には歩く人も少ないのが残念で、もっと知られてもいいのではないかと思う。もっとも、涙岬のファンとしては正直訪問者が少ない方が嬉しいのだけれど。併せて訪れることが出来る立岩の方は、遊歩道を歩かずに、涙岬展望台からの眺望だけにしておく。
★再び西へ。あやめが原は今回は割愛し、末広(まひろ)の集落への道からピリカウタ展望台へ向かう。2年前は確か未舗装区間だったと思ったのだけれど、今通ってみると状態は余り良くないものの一応は全面舗装になっている。ピリカウタから小島、大黒島を眺めると、海岸線は既に夕暮れの雰囲気で、茜色に輝く空と黄昏色の島々が織り成す色彩が素晴らしい。
★既に16時近くで、夕暮れも迫っているのだが、折角の晴天なので、この辺りで唯一まだ行ったことがないポイント・尻羽(しりっぱ)岬へ向かう。厚岸の街並みを通過し、尾幌から道道142号線へ。途中、知方学(ちっぽまない)への分岐から町道に入り、去来牛(さるきうし)方面への分岐を左折して、かなりの幅広ダートへ。暫く進んで尻羽岬への分岐を左折してから1.8km、漸く終点に駐車場が現れる。ここから岬までは多少のアップダウンを繰り返しながら片道約15分程度。岬の近くでは右手下方に「帆かけ岩」が見えるが、想像していたよりもずっと小さい。尻羽岬からは正面に先程見た小島、大黒島や、ピリカウタなどが遠望出来て実にいい感じ。新たなお気に入りポイントになりそう。
★今日の宿泊地:釧路湿原「とうろYH」
★霧多布岬展望台、霧多布灯台を再訪した後、私が好きなアゼチの岬へ向かう。小島、嶮暮帰島を目の前に、海鳥繁殖地のゴメ島を左手に見下ろす岬で、右手遠方には霧多布湿原まで見える。正面遠くには涙岬のある断崖絶壁が連なる。この眺望の雄大な繊細さが何とも言えず心を癒してくれる。
★琵琶瀬展望台、霧多布湿原センターに立ち寄ってから、火散布沼、藻散布沼を通って涙岬へ。この涙岬も私が非常に好きなところで、まるで涙を流す少女の横顔のように見える岩の様子からアイヌの娘の悲恋伝説が語られていて、展望台のある断崖絶壁から見下ろす涙岩の姿が心を打つ。今日の波はかなり高く、その潮騒の音がいっそう寂寥感を掻立てる。ここは眺望の素晴らしさの割には歩く人も少ないのが残念で、もっと知られてもいいのではないかと思う。もっとも、涙岬のファンとしては正直訪問者が少ない方が嬉しいのだけれど。併せて訪れることが出来る立岩の方は、遊歩道を歩かずに、涙岬展望台からの眺望だけにしておく。
★再び西へ。あやめが原は今回は割愛し、末広(まひろ)の集落への道からピリカウタ展望台へ向かう。2年前は確か未舗装区間だったと思ったのだけれど、今通ってみると状態は余り良くないものの一応は全面舗装になっている。ピリカウタから小島、大黒島を眺めると、海岸線は既に夕暮れの雰囲気で、茜色に輝く空と黄昏色の島々が織り成す色彩が素晴らしい。
★既に16時近くで、夕暮れも迫っているのだが、折角の晴天なので、この辺りで唯一まだ行ったことがないポイント・尻羽(しりっぱ)岬へ向かう。厚岸の街並みを通過し、尾幌から道道142号線へ。途中、知方学(ちっぽまない)への分岐から町道に入り、去来牛(さるきうし)方面への分岐を左折して、かなりの幅広ダートへ。暫く進んで尻羽岬への分岐を左折してから1.8km、漸く終点に駐車場が現れる。ここから岬までは多少のアップダウンを繰り返しながら片道約15分程度。岬の近くでは右手下方に「帆かけ岩」が見えるが、想像していたよりもずっと小さい。尻羽岬からは正面に先程見た小島、大黒島や、ピリカウタなどが遠望出来て実にいい感じ。新たなお気に入りポイントになりそう。
★今日の宿泊地:釧路湿原「とうろYH」
北海道放浪記 〜8日目〜
2003年7月12日★養老牛温泉の駐車場を4時半に出発。昨日の大雨で轍流出が酷く、ダートはなかなか走りにくい。人気の「からまつの湯」もこんな時刻には誰もおらず、4:40ぐらいから5時少し過ぎまで、一人でひたすらゆったりする。川沿いに設けられた無料の露天風呂で、朝の息吹の中、森林浴をしながらの入浴が楽しめる。
★「虹別林道」を西に抜けてから開陽台に戻る。ぼんやり景色を眺めているうちに売店が開いたんで、話を聞いてみたところ、開陽台周辺の「○○ロード」なる道を一通り教えてくれる。開陽台を出て左手に曲がった先にあるのが有名な「ミルクロード」でひたすら直線が続く。養老牛へ向かう途中にあるレストラン「牧舎」前の道路を「アイスクリームロード」、中標津空港前の道路を「ヨーグルトロード」と呼ぶらしい。ただ、もともと「牧舎」はアイスクリームで有名だったそうなのだけれど、今は牧場経営を止めてしまって「牧舎のミルク」自体が無くなったので、アイスクリームもあるかどうか分からないとのこと。
先程聞いた北19号線「ミルクロード」を走ってみる。以前ここに来た時には霧で良く分からなかったのだけれど、確かに延々と直線のアップダウンが続いていてなかなか楽しい。続いて中標津市街方面に向かい、途中で中標津空港の横を通る。この道がヨーグルトロードと呼ばれる理由は如何に?と思って注意していると、どうやら「飲むヨーグルト」の店「ラ・レトリなかしべつ」がある為らしい。折角なので店に入って軽食を頼む。ここのヨーグルトは確かに美味しい。
★一気に根室湾側に抜けて風蓮湖と根室湾の間の砂洲の先端・走古丹(はしりこたん)まで行ってみる。走古丹の集落は砂洲の先端ではないのだけれど、道路自体は砂洲の本当の先端まで続いている。とにかく先端まで行ってはみたものの、本当にぶっつりと道路が切れていて、その素っ気無さが却っていい感じ。先端に車を停めて、暫くぼんやりする。
★まだ時刻も早いので、久し振りにこに近くにある茨散沼に行ってみることにする。霧が掛かってなかなかに幻想的。ついでにこの近くにある国道244号線の途中の万年橋からヤウシュベツ川湿原を眺める。こちらも少し霧に煙っていて実にいい感じ。
★尾岱沼に出て、温泉銭湯「野付温泉浜の湯」に立ち寄った後、「白帆」なる食堂にて夕食。メニューには「ゆでしまえび盛」があり、今が旬の北海シマエビを楽しみたくてこの地に来た私には嬉しい限り。それに加えて「しまえび天丼」なる珍品もあったのでこちらも注文。天丼にすると殻から足まで全て食べられるんで、海老の食べ方としてはもしかしたら一番なのかも。踊りが食べられなかったのは少々残念だけれど、それでもなかなかの満足度。
★本日の宿泊地:道の駅「スワン44ねむろ」にて車中泊。この道の駅、宿泊しやすいのか、車中泊の人がかなりいたのが印象的。
★「虹別林道」を西に抜けてから開陽台に戻る。ぼんやり景色を眺めているうちに売店が開いたんで、話を聞いてみたところ、開陽台周辺の「○○ロード」なる道を一通り教えてくれる。開陽台を出て左手に曲がった先にあるのが有名な「ミルクロード」でひたすら直線が続く。養老牛へ向かう途中にあるレストラン「牧舎」前の道路を「アイスクリームロード」、中標津空港前の道路を「ヨーグルトロード」と呼ぶらしい。ただ、もともと「牧舎」はアイスクリームで有名だったそうなのだけれど、今は牧場経営を止めてしまって「牧舎のミルク」自体が無くなったので、アイスクリームもあるかどうか分からないとのこと。
先程聞いた北19号線「ミルクロード」を走ってみる。以前ここに来た時には霧で良く分からなかったのだけれど、確かに延々と直線のアップダウンが続いていてなかなか楽しい。続いて中標津市街方面に向かい、途中で中標津空港の横を通る。この道がヨーグルトロードと呼ばれる理由は如何に?と思って注意していると、どうやら「飲むヨーグルト」の店「ラ・レトリなかしべつ」がある為らしい。折角なので店に入って軽食を頼む。ここのヨーグルトは確かに美味しい。
★一気に根室湾側に抜けて風蓮湖と根室湾の間の砂洲の先端・走古丹(はしりこたん)まで行ってみる。走古丹の集落は砂洲の先端ではないのだけれど、道路自体は砂洲の本当の先端まで続いている。とにかく先端まで行ってはみたものの、本当にぶっつりと道路が切れていて、その素っ気無さが却っていい感じ。先端に車を停めて、暫くぼんやりする。
★まだ時刻も早いので、久し振りにこに近くにある茨散沼に行ってみることにする。霧が掛かってなかなかに幻想的。ついでにこの近くにある国道244号線の途中の万年橋からヤウシュベツ川湿原を眺める。こちらも少し霧に煙っていて実にいい感じ。
★尾岱沼に出て、温泉銭湯「野付温泉浜の湯」に立ち寄った後、「白帆」なる食堂にて夕食。メニューには「ゆでしまえび盛」があり、今が旬の北海シマエビを楽しみたくてこの地に来た私には嬉しい限り。それに加えて「しまえび天丼」なる珍品もあったのでこちらも注文。天丼にすると殻から足まで全て食べられるんで、海老の食べ方としてはもしかしたら一番なのかも。踊りが食べられなかったのは少々残念だけれど、それでもなかなかの満足度。
★本日の宿泊地:道の駅「スワン44ねむろ」にて車中泊。この道の駅、宿泊しやすいのか、車中泊の人がかなりいたのが印象的。
北海道放浪記 〜7日目〜
2003年7月11日★清里イーハトーヴYHで「さくらの滝」なる滝が必見と聞いたので訪ねてみたくもあるのだが、夕刻でないといけないと聞いたので、午前中は道東の山中にある温泉を目指すことにする。とは行っても根北峠を越えて向う側なので、距離的にはかなりあるのだが。
★強風雨を突いて8時半に出発。最初の目的地は斜里の南方にある「越川温泉」どうにもそれらしいものが見当たらない。その代わりではないのだけれど、旧国鉄・根北線の越川橋梁跡を見つけたので、個人的には補って余り有りかと。
★根北峠を越えると雨風は更に激しくなり、速度を出すと車が風に流されそうになるので用心しながら走る。「金山の滝」なる小規模な滝を過ぎると少し先に「川北温泉」という大きな看板があり、ここを右折。もともと路盤が強くない林道なのか、それとも雨量が異様に多過ぎるのか、轍を雨水が流れて行って徐々に抉れつつあるように見受けられる。下手に強い刺激を与えて崖崩れでも起こされては困るし、かと言って余り低速で走っているとスタックしそうだしで、結構緊張する。5kmほど冷や冷やしながら走ると、漸く川北温泉に到着。こんな天気だと言うのに車が既に3台もある。うち2台は地元の車らしく、既に温泉には入浴済みで、今は何をしているのかその辺は不明。1台は帯広からの車で、私が大雨をついて入って行った時に丁度入れ替わりで出られた模様。この方曰く、ここは何時来ても混んでいるそうで、1人で浸かれるのもこの悪天候様々では?とのこと。でも余りに雨が強いんで、洗面器を被るか傘を差して入らないと大変だそうで、私は「傘」を選択。自分の雨傘を差しながら露天風呂に入るというのも風流なもので。
★崖崩れが起きないうちに川北温泉を立ち去り、今度は薫別温泉に向かう。が、こちらへのアクセスは更に酷い悪路で、温泉へのアクセスポイントも見当たらず、結局諦めざるを得ない事態に。どの林道も途中から「どう考えてもこれ以上の走行は無理」という酷い道になってしまって、これではどうしようもない。
★再び今朝出てきた清里町に戻る。根北峠を越えると急に天候が回復してきて、依然風は少々あるものの、頭上から雲が切れて青空が。清里町ではまず清里焼酎醸造事業所「パパスシャトー清里」に立ち寄ってジャガイモ焼酎の工場を見学。ラベルの貼付けを手作業で行っていたのに思わず感動する。試飲も出来たのだけれど、少量とは言え流石にそれば宜しくない。その後、飲むと「運が付く」と洒落で言われている来運(らいうん)公園の水を汲んでから、清里オートキャンプ場から札弦寄りに登ったところにある「宇宙展望台」へ。低気圧の影響で遠くは霞んでいるけれど、視界の範囲の殆どは晴れていて、正面に斜里岳、右手に江鳶山、左手下に清里の畑の風景が展開。成程、これは見事だ。
なお、「ツーリングマップル北海道」に掲載されている「宇宙展望台」の場所は、完全に嘘なので要注意。
★札弦に出て「さくらの滝」へ向かう。昨日通ってきた国道391号線・屈斜路湖方面からの分岐のすぐ手前を東に入り、道なりに進むと結構広い駐車場に到着。他には誰も来訪者はいない。滝が見えるポイントまでは歩いて僅か30秒程、滝に着いてみると昨夜から午前中に掛けての集中豪雨の影響で水量が半端じゃない。この「さくらの滝」、2m程の高さの滝で、ここをサクラマスが産卵の為にジャンプして越えていくそうで、それが観られるのは今の時期だけらしい。しかしこんな激流では流石にサクラマスも遡上出来まい…と、がっかりしながら水面を眺めていると、視界の端に何か光るものが。立つ場所を変え、再び凝視していると、確かにサクラマスがジャンプしているのが見える。数にして2〜3匹と少ないけれど、この状況では観られただけでも恩の上。カメラをスタンバイ状態にしたまま、ジャンプした瞬間にシャッターを切る…を繰り返して、何枚写真を撮ったことやら。
★養老牛温泉に向かう途中、個人的に好きなポイントである神の子池に立ち寄る。相変わらず美しい瑠璃色をしているのだけれど、以前に較べて随分と訪問者が増えた気がする。続いて裏摩周展望台にも立ち寄るが、こちらは一面の霧でどうしようもない。
★本日の宿泊は開陽台駐車場にて車中泊…と思ったのだが、余りに風が強いので、養老牛温泉の駐車場の隅で寝かせてもらう。広い駐車場だし、何より他に一台の車も無いから問題無し。
★強風雨を突いて8時半に出発。最初の目的地は斜里の南方にある「越川温泉」どうにもそれらしいものが見当たらない。その代わりではないのだけれど、旧国鉄・根北線の越川橋梁跡を見つけたので、個人的には補って余り有りかと。
★根北峠を越えると雨風は更に激しくなり、速度を出すと車が風に流されそうになるので用心しながら走る。「金山の滝」なる小規模な滝を過ぎると少し先に「川北温泉」という大きな看板があり、ここを右折。もともと路盤が強くない林道なのか、それとも雨量が異様に多過ぎるのか、轍を雨水が流れて行って徐々に抉れつつあるように見受けられる。下手に強い刺激を与えて崖崩れでも起こされては困るし、かと言って余り低速で走っているとスタックしそうだしで、結構緊張する。5kmほど冷や冷やしながら走ると、漸く川北温泉に到着。こんな天気だと言うのに車が既に3台もある。うち2台は地元の車らしく、既に温泉には入浴済みで、今は何をしているのかその辺は不明。1台は帯広からの車で、私が大雨をついて入って行った時に丁度入れ替わりで出られた模様。この方曰く、ここは何時来ても混んでいるそうで、1人で浸かれるのもこの悪天候様々では?とのこと。でも余りに雨が強いんで、洗面器を被るか傘を差して入らないと大変だそうで、私は「傘」を選択。自分の雨傘を差しながら露天風呂に入るというのも風流なもので。
★崖崩れが起きないうちに川北温泉を立ち去り、今度は薫別温泉に向かう。が、こちらへのアクセスは更に酷い悪路で、温泉へのアクセスポイントも見当たらず、結局諦めざるを得ない事態に。どの林道も途中から「どう考えてもこれ以上の走行は無理」という酷い道になってしまって、これではどうしようもない。
★再び今朝出てきた清里町に戻る。根北峠を越えると急に天候が回復してきて、依然風は少々あるものの、頭上から雲が切れて青空が。清里町ではまず清里焼酎醸造事業所「パパスシャトー清里」に立ち寄ってジャガイモ焼酎の工場を見学。ラベルの貼付けを手作業で行っていたのに思わず感動する。試飲も出来たのだけれど、少量とは言え流石にそれば宜しくない。その後、飲むと「運が付く」と洒落で言われている来運(らいうん)公園の水を汲んでから、清里オートキャンプ場から札弦寄りに登ったところにある「宇宙展望台」へ。低気圧の影響で遠くは霞んでいるけれど、視界の範囲の殆どは晴れていて、正面に斜里岳、右手に江鳶山、左手下に清里の畑の風景が展開。成程、これは見事だ。
なお、「ツーリングマップル北海道」に掲載されている「宇宙展望台」の場所は、完全に嘘なので要注意。
★札弦に出て「さくらの滝」へ向かう。昨日通ってきた国道391号線・屈斜路湖方面からの分岐のすぐ手前を東に入り、道なりに進むと結構広い駐車場に到着。他には誰も来訪者はいない。滝が見えるポイントまでは歩いて僅か30秒程、滝に着いてみると昨夜から午前中に掛けての集中豪雨の影響で水量が半端じゃない。この「さくらの滝」、2m程の高さの滝で、ここをサクラマスが産卵の為にジャンプして越えていくそうで、それが観られるのは今の時期だけらしい。しかしこんな激流では流石にサクラマスも遡上出来まい…と、がっかりしながら水面を眺めていると、視界の端に何か光るものが。立つ場所を変え、再び凝視していると、確かにサクラマスがジャンプしているのが見える。数にして2〜3匹と少ないけれど、この状況では観られただけでも恩の上。カメラをスタンバイ状態にしたまま、ジャンプした瞬間にシャッターを切る…を繰り返して、何枚写真を撮ったことやら。
★養老牛温泉に向かう途中、個人的に好きなポイントである神の子池に立ち寄る。相変わらず美しい瑠璃色をしているのだけれど、以前に較べて随分と訪問者が増えた気がする。続いて裏摩周展望台にも立ち寄るが、こちらは一面の霧でどうしようもない。
★本日の宿泊は開陽台駐車場にて車中泊…と思ったのだが、余りに風が強いので、養老牛温泉の駐車場の隅で寝かせてもらう。広い駐車場だし、何より他に一台の車も無いから問題無し。
北海道放浪記 〜6日目〜
2003年7月10日★陸別より道道51号線から682号線に入り、砂利ダートを走るとチミケップ湖が姿を見せる。ここは私が好きな北海道の風景ベスト3の一つに挙げてもいいところで、相変わらずもの静かな雰囲気がいい。どこか物寂しげな静寂を醸し出すこの湖は、晴天よりも今日のような曇天の方が似合う。ただ、風が強かったのだけが残念で、出来れば波の音さえしない原始の静寂を見せて欲しかった。汀(みぎわ)に座ってぼんやりと1時間程を過ごす。
★霧の津別峠を越えて屈斜路湖に出、屈斜路湖畔林道に入る。約20km弱、ひたすら屈斜路湖北岸を走る林道で、晴れていれば中島を始め、対岸の硫黄山なども綺麗に見えるのだろうけれど、この霧では薄ぼんやりとしか見えないのが残念。逆にそれが幸いしてなのか、対向車が1台しか来なかったのは幸いだったかと。林道は湖岸の少し高みを走ったり、あるいは湖岸とほぼ同じ高さにまで降りたりして、なかなか迫力があって面白い。
★屈斜路湖の東、硫黄山の南を走る池の湯林道を進み、大雨の中「キンムトー」「ボッケ」「第2硫黄山噴火口」を見学してから、国道391号線を北上して、道道1115号線へ。緑ダム方面への道を左折し、途中から斜里川林道へ入る。この林道、文字通り延々と斜里川に沿って走るもので、天気が良ければ爽快なドライブになりそうなのだけれど、生憎の強雨で少々残念。でもそれだけに斜里川の水量も多くて流れに迫力があり、そういう意味ではちょっと得した気もしなくもない。
林道を12km程延々と走って、男鹿(おじか)の滝駐車場へ到着。道すがら延々と案内板が出ていたので、比較的容易に行ける場所かと勘違いしていたのだけれど、林道は凹凸こそは然程無いものの結構ハードだし、件の「駐車場」に着いてもそこから滝までは雨露に濡れまくっている草を掻き分けながら小さな山を一つ越えないといけないし、なにより付近は熊の多発地帯なのでなかなか怖い。時刻も夕刻に近く、熊の活動時間に入りつつあるのも怖さを倍加してくれる。それでも山道歩きの結果現れた滝は、落差25mの立派なもの。この滝、聞くところによると上流に川がないらしく、岩盤から直接水が噴き出して滝になっているのらしい。
★恐々としながらの男鹿の滝探訪を終え、斜里川林道を途中から右折して「江鳶(えとんび)奥林道」に入る。この林道は先程の斜里川林道に増して迫力があって、落石はおろか倒木もあちこちにあって、巨木が道を塞いでいるという事態が無かっただけでも幸運だったかもしれない。このまま進んで大丈夫かと何度も不安に思いながら、何とか江鳶山の頂上に到着。高さ3mにも満たない小さな展望台があって、でも今日は霧のせいで展望は開けない。
下り切ったところでエゾシカ対策のゲートがあって、そこを抜けた途端に立派な舗装道路になる。鉤の手に曲がって清里町内に向かう道路に入った途端、目の前にオホーツク海まで延々と続く直線道路が展開。この眺望は素晴らしく、一見の価値ありかと思う。ただ、直線道路に見えても十字路がかなりの数で存在するので、あまり飛ばすのは危険だろう。
★本日の宿泊先:清里イーハトーヴYH
★霧の津別峠を越えて屈斜路湖に出、屈斜路湖畔林道に入る。約20km弱、ひたすら屈斜路湖北岸を走る林道で、晴れていれば中島を始め、対岸の硫黄山なども綺麗に見えるのだろうけれど、この霧では薄ぼんやりとしか見えないのが残念。逆にそれが幸いしてなのか、対向車が1台しか来なかったのは幸いだったかと。林道は湖岸の少し高みを走ったり、あるいは湖岸とほぼ同じ高さにまで降りたりして、なかなか迫力があって面白い。
★屈斜路湖の東、硫黄山の南を走る池の湯林道を進み、大雨の中「キンムトー」「ボッケ」「第2硫黄山噴火口」を見学してから、国道391号線を北上して、道道1115号線へ。緑ダム方面への道を左折し、途中から斜里川林道へ入る。この林道、文字通り延々と斜里川に沿って走るもので、天気が良ければ爽快なドライブになりそうなのだけれど、生憎の強雨で少々残念。でもそれだけに斜里川の水量も多くて流れに迫力があり、そういう意味ではちょっと得した気もしなくもない。
林道を12km程延々と走って、男鹿(おじか)の滝駐車場へ到着。道すがら延々と案内板が出ていたので、比較的容易に行ける場所かと勘違いしていたのだけれど、林道は凹凸こそは然程無いものの結構ハードだし、件の「駐車場」に着いてもそこから滝までは雨露に濡れまくっている草を掻き分けながら小さな山を一つ越えないといけないし、なにより付近は熊の多発地帯なのでなかなか怖い。時刻も夕刻に近く、熊の活動時間に入りつつあるのも怖さを倍加してくれる。それでも山道歩きの結果現れた滝は、落差25mの立派なもの。この滝、聞くところによると上流に川がないらしく、岩盤から直接水が噴き出して滝になっているのらしい。
★恐々としながらの男鹿の滝探訪を終え、斜里川林道を途中から右折して「江鳶(えとんび)奥林道」に入る。この林道は先程の斜里川林道に増して迫力があって、落石はおろか倒木もあちこちにあって、巨木が道を塞いでいるという事態が無かっただけでも幸運だったかもしれない。このまま進んで大丈夫かと何度も不安に思いながら、何とか江鳶山の頂上に到着。高さ3mにも満たない小さな展望台があって、でも今日は霧のせいで展望は開けない。
下り切ったところでエゾシカ対策のゲートがあって、そこを抜けた途端に立派な舗装道路になる。鉤の手に曲がって清里町内に向かう道路に入った途端、目の前にオホーツク海まで延々と続く直線道路が展開。この眺望は素晴らしく、一見の価値ありかと思う。ただ、直線道路に見えても十字路がかなりの数で存在するので、あまり飛ばすのは危険だろう。
★本日の宿泊先:清里イーハトーヴYH
北海道放浪記 〜5日目〜
2003年7月9日★大雪高原温泉方面へ向かう林道を数キロ進み、ゲートのあるヤンベ分岐に到着。ロックされている筈のゲートの鍵が開いていて、少々拍子抜け。誰かマナーの悪い人間が閉めずに行ったらしい。ゲート通過後、改めて鍵を掛けておくことにする。石狩川源流に沿って林道を走り、かなり経ってから沼の原クチャンベツ登山口に到着。結構な数の車が停まっていて少々驚く。登山口にはバイオトイレなるものが設置されていて、オガクズと排泄物を混合させることで水を使わずに分解するというもので、攪拌の為に「自転車風のペダルを漕ぐ」ことになっているのが面白い。
準備を整えて、沼の原高層湿原に向かう。クチャンベツ登山口の入口から程なく1回目の徒渉。丸木橋を越えるのでなかなか楽しい。林間を少し歩いて2回目の徒渉。こちらも丸木橋でやっぱり楽しい。2つ目の橋を越えた辺りから本格的な登りに。流石は湿地帯の直下にある登山道だけあって、土質は粘土質なので登山道そのものが極端に抉れているのが特徴的。利尻山の登山道も酷いと思ったけれど、ここクチャンベツルートは輪をかけて酷い。膝ぐらいまでの深さの溝になっているところに、直径数十cmにも及ぶ巨岩がゴロゴロしていて、歩き難いことこの上無い。しかも文字通り壁面を這い上がるかのような急登が連続して、これはキツい。これでも数日来の晴天が続いているせいで路面が完全に乾いているから、言わば「最高のコンディション」な訳で、雨でも降ろうものなら「どこが登山道か判らない」凄まじい状態になるらしい。
急登を終えてもまだ登りは続く。ひたすら登り詰めたところで漸く木道が出てきて、ここから沼の原湿原の始まり。800m程木道を歩くと急に展望が開けて、湿地帯の池沼群越しにトムラウシの威容が一気に迫ってくる。思わず歩くのも忘れて風景に見とれる。ここまでの登りは正直かなりキツいものがあるけれど、この絶景と較べてしまえばそんな苦労は何でもない。木道は沼の原湿原の中を延々と走っていて、どこから見てもトムラウシから十勝連峰の姿が美しく見える。今回はトムラウシも十勝岳も登らなかったけれど、正直なところ山は下から眺めるのもいいよな、などと思わなくもなかったりする。特にトムラウシが美しいのは、キャンプ指定地にもなっている大沼から眺めたもの。生憎、風が強くて残念だったのだけれど、無風状態ならは沼に映るトムラウシという絵も期待出来そう。水質環境の悪化で幕営は勧めないとどの登山ガイドにも書いて有るけれど、実際にこの大沼に来てみたら(晴天ならば)誰でも是非一泊してみたいと思うのではないかと思う。
沼の原湿原がどこまで続いているのか、木道が尽きるポイントを探してどんどん進んでいくと、漸く急勾配で降りていく坂に到着。どうやら湿原はこの付近までらしい。が、この勾配を降りて暫く行けば「五色の水場」が有る筈。五色ヶ原までは行く気力がないけれど、「水場」と聞けば行きたくなるのが私の特徴であって…とにかく行くだ行ってみることにする。思いの外に小さな水場で少々拍子抜けだったけれど、水そのものは清冽で美味。
湿原に別れを告げ、再び急斜面を降りる。登るのもキツかったけれど、降りるのも大変な斜面で、地面が濡れている状態だと下りの方が遥かに危険かも知れない。それでも一度通った道を下るのはやはり速くて、11時半には登山口に到着。総歩行時間5時間半、まぁ私にはこれぐらいがちょうどいい。
★クチャンベツに別れを告げ、糠平湖まで南下して今年2度目のタウシュベツ川橋梁へ。糠平湖の水位はかなり上がっていて、橋の半分ぐらいまでは水に浸かった状態。本来ならば「眼鏡状」に見えるぐらいの水位なのだけれど、生憎風が強くて波立ちが激しく、映り込みがはっきりしないのが残念なところ。しかも多客期を前に「橋に上らないで」との看板を新設してあって、これでは立ち入ることが出来ない。然らばと林道経由で反対側に回り込み、入り江の付け根のところから逆サイドにアクセスしてみる。こちらからだと橋の全景が一枚に収まるというのは既に知っていることなのだけれど、光線の具合がいただけない。午後の光だと橋の背後から差すため、橋梁が黒っぽく映ってしまう。どうやらこの橋、湖の水位が半分ぐらいで無風状態の晴れた日の午前中でないと綺麗には見えないらしい。
★本日の宿泊地は、道の駅「オーロラタウン93りくべつ」2Fにある宿泊研修施設「オーロラハウス」。陸別の道の駅は大変泊まり難いのでここにしたのだけれど、朝食付き5200円は少々高い。
準備を整えて、沼の原高層湿原に向かう。クチャンベツ登山口の入口から程なく1回目の徒渉。丸木橋を越えるのでなかなか楽しい。林間を少し歩いて2回目の徒渉。こちらも丸木橋でやっぱり楽しい。2つ目の橋を越えた辺りから本格的な登りに。流石は湿地帯の直下にある登山道だけあって、土質は粘土質なので登山道そのものが極端に抉れているのが特徴的。利尻山の登山道も酷いと思ったけれど、ここクチャンベツルートは輪をかけて酷い。膝ぐらいまでの深さの溝になっているところに、直径数十cmにも及ぶ巨岩がゴロゴロしていて、歩き難いことこの上無い。しかも文字通り壁面を這い上がるかのような急登が連続して、これはキツい。これでも数日来の晴天が続いているせいで路面が完全に乾いているから、言わば「最高のコンディション」な訳で、雨でも降ろうものなら「どこが登山道か判らない」凄まじい状態になるらしい。
急登を終えてもまだ登りは続く。ひたすら登り詰めたところで漸く木道が出てきて、ここから沼の原湿原の始まり。800m程木道を歩くと急に展望が開けて、湿地帯の池沼群越しにトムラウシの威容が一気に迫ってくる。思わず歩くのも忘れて風景に見とれる。ここまでの登りは正直かなりキツいものがあるけれど、この絶景と較べてしまえばそんな苦労は何でもない。木道は沼の原湿原の中を延々と走っていて、どこから見てもトムラウシから十勝連峰の姿が美しく見える。今回はトムラウシも十勝岳も登らなかったけれど、正直なところ山は下から眺めるのもいいよな、などと思わなくもなかったりする。特にトムラウシが美しいのは、キャンプ指定地にもなっている大沼から眺めたもの。生憎、風が強くて残念だったのだけれど、無風状態ならは沼に映るトムラウシという絵も期待出来そう。水質環境の悪化で幕営は勧めないとどの登山ガイドにも書いて有るけれど、実際にこの大沼に来てみたら(晴天ならば)誰でも是非一泊してみたいと思うのではないかと思う。
沼の原湿原がどこまで続いているのか、木道が尽きるポイントを探してどんどん進んでいくと、漸く急勾配で降りていく坂に到着。どうやら湿原はこの付近までらしい。が、この勾配を降りて暫く行けば「五色の水場」が有る筈。五色ヶ原までは行く気力がないけれど、「水場」と聞けば行きたくなるのが私の特徴であって…とにかく行くだ行ってみることにする。思いの外に小さな水場で少々拍子抜けだったけれど、水そのものは清冽で美味。
湿原に別れを告げ、再び急斜面を降りる。登るのもキツかったけれど、降りるのも大変な斜面で、地面が濡れている状態だと下りの方が遥かに危険かも知れない。それでも一度通った道を下るのはやはり速くて、11時半には登山口に到着。総歩行時間5時間半、まぁ私にはこれぐらいがちょうどいい。
★クチャンベツに別れを告げ、糠平湖まで南下して今年2度目のタウシュベツ川橋梁へ。糠平湖の水位はかなり上がっていて、橋の半分ぐらいまでは水に浸かった状態。本来ならば「眼鏡状」に見えるぐらいの水位なのだけれど、生憎風が強くて波立ちが激しく、映り込みがはっきりしないのが残念なところ。しかも多客期を前に「橋に上らないで」との看板を新設してあって、これでは立ち入ることが出来ない。然らばと林道経由で反対側に回り込み、入り江の付け根のところから逆サイドにアクセスしてみる。こちらからだと橋の全景が一枚に収まるというのは既に知っていることなのだけれど、光線の具合がいただけない。午後の光だと橋の背後から差すため、橋梁が黒っぽく映ってしまう。どうやらこの橋、湖の水位が半分ぐらいで無風状態の晴れた日の午前中でないと綺麗には見えないらしい。
★本日の宿泊地は、道の駅「オーロラタウン93りくべつ」2Fにある宿泊研修施設「オーロラハウス」。陸別の道の駅は大変泊まり難いのでここにしたのだけれど、朝食付き5200円は少々高い。
北海道放浪記 〜4日目〜
2003年7月8日★旭岳温泉より始発のロープウェイに乗車。今日の天候は快晴。見事なまでに晴れようで、ロープウェイの窓からは十勝連峰が全て手に取るように見える。ロープウェイ姿見駅に着き、装備を整え直してから、旭岳方面には直接向かわずに先ずは夫婦池の方に向かう。夫婦池のうち、鏡池は文字通り旭岳や安足間岳〜当麻岳の稜線をしっかりと映していたのだけれど、すり鉢池の方は半分氷に閉ざされていて、正直余り綺麗な感じに見えない。噴出口の近くまで立ち寄ってから、第五展望台へ。ここで旭岳方面への登山道と合流。この展望台からは姿見の池に映る旭岳が望める…筈なのだけれど、この池も殆ど融けておらず、「姿見」からは程遠い感じ。
ここからは爆裂火口に沿ってひたすら直登する。ロープウェイ姿見駅から旭岳山頂までの標高差は600m程度なのだけれど、とにかく真っ直ぐに登るしか手が無いから結構キツい。そんな急勾配を縦走用の荷物を背負って登っていく人々もいて、ちょっと感心してみたり自らを反省してみたり。登るに連れて、今まで見えなかったトムラウシが見えるようになってきて、雄大な景観に疲れを忘れる。ニセ金庫岩、金庫岩の傍を通り、最後の登りを越えると旭岳の山頂。
山頂で少しだけ休んでから、旭岳の北側斜面を降りる。こちらは降りる距離は短いものの、勾配は更にキツく、しかも斜面の半分は雪渓になっている。まさかこんなところに雪渓があるとは想像もしてなかったんで折角買ったアイゼンは置いてきてしまったのだけれど、どんなにいい道具を買っても持ってこなければ意味がないというか。裏旭キャンプ指定地から再び登りに掛かり、旭岳頂上から1時間半ぐらいで間宮岳分岐へ到着。北海岳経由黒岳方面の人や、白雲岳方面縦走の人達はここから右手へ。北鎮岳経由黒岳の人達は左手へ。私も左手に進み、お鉢平の中に昨日は居たというヒグマを探しつつ、ひたすら降りて中岳分岐に到着。
中岳分岐から急勾配をひたすら降りる。旭岳の山頂はかなり大勢の人々で賑わっていたのだけれど、この中岳分岐からの下りは殆ど誰も居なくて非常に静かでいい感じ。とんとんと降りて、登山道が沢を渡った所にあるのが中岳温泉。今日の行程ではこの中岳温泉がメインで、それでもまぁこの温泉だけというのも詰まらないだろうと思ったんで旭岳をセットにしたのだけれど、中岳温泉に居合わせた男性に聞いたところでは、本当にこの温泉だけの為に来て、2時間半ずっと入っていたという温泉マニアが先程まで居たそうで。確かにこの中岳温泉、地中から湧いてくる熱泉を沢の水で水温調整して入るというシロモノなので、温度を下げておけばずっと入っていられる訳で。
中岳温泉を出た後暫くは岩石地帯を通過し、裾合平の高山植物帯は木道で通過する。ひたすら下りなので楽は楽なのだけれど、途中の沢は全て残雪で埋まっていて、なかなかに歩き難い。左手に旭岳、右手に安足間岳〜当麻岳の稜線を望み、足元には高山植物。実にいい。距離も忘れて裾合平分岐に到着。
裾合平分岐から夫婦池までは2.6km程度なのだけれど、アップダウンも多く、沢越えというか雪渓越えが幾つもあって思うように進まない。右手に沼の平は見渡せるが、基本的に眺望は然程良くも無く、ちょっとつまらない。途中、雪渓の上の仮道が踏み抜かれて、深さ1.5m程度の穴が複数空いてその下を川が流れている…という箇所があり、自然調査員の方々が何人もそこに待機して注意を促してました。でも完全に踏み抜かれるまでは時間の問題とか言ってましたが…どうなったことやら。
総歩行時間7時間にて、1330発のロープウェイで下山。
★本日のその他のポイント:愛山渓温泉・雲井ヶ原高層湿原、大雪アンガス牧場
★本日の宿泊地:大雪ダム近くの「大雪道路情報ターミナル」前駐車場(車中泊)
ここからは爆裂火口に沿ってひたすら直登する。ロープウェイ姿見駅から旭岳山頂までの標高差は600m程度なのだけれど、とにかく真っ直ぐに登るしか手が無いから結構キツい。そんな急勾配を縦走用の荷物を背負って登っていく人々もいて、ちょっと感心してみたり自らを反省してみたり。登るに連れて、今まで見えなかったトムラウシが見えるようになってきて、雄大な景観に疲れを忘れる。ニセ金庫岩、金庫岩の傍を通り、最後の登りを越えると旭岳の山頂。
山頂で少しだけ休んでから、旭岳の北側斜面を降りる。こちらは降りる距離は短いものの、勾配は更にキツく、しかも斜面の半分は雪渓になっている。まさかこんなところに雪渓があるとは想像もしてなかったんで折角買ったアイゼンは置いてきてしまったのだけれど、どんなにいい道具を買っても持ってこなければ意味がないというか。裏旭キャンプ指定地から再び登りに掛かり、旭岳頂上から1時間半ぐらいで間宮岳分岐へ到着。北海岳経由黒岳方面の人や、白雲岳方面縦走の人達はここから右手へ。北鎮岳経由黒岳の人達は左手へ。私も左手に進み、お鉢平の中に昨日は居たというヒグマを探しつつ、ひたすら降りて中岳分岐に到着。
中岳分岐から急勾配をひたすら降りる。旭岳の山頂はかなり大勢の人々で賑わっていたのだけれど、この中岳分岐からの下りは殆ど誰も居なくて非常に静かでいい感じ。とんとんと降りて、登山道が沢を渡った所にあるのが中岳温泉。今日の行程ではこの中岳温泉がメインで、それでもまぁこの温泉だけというのも詰まらないだろうと思ったんで旭岳をセットにしたのだけれど、中岳温泉に居合わせた男性に聞いたところでは、本当にこの温泉だけの為に来て、2時間半ずっと入っていたという温泉マニアが先程まで居たそうで。確かにこの中岳温泉、地中から湧いてくる熱泉を沢の水で水温調整して入るというシロモノなので、温度を下げておけばずっと入っていられる訳で。
中岳温泉を出た後暫くは岩石地帯を通過し、裾合平の高山植物帯は木道で通過する。ひたすら下りなので楽は楽なのだけれど、途中の沢は全て残雪で埋まっていて、なかなかに歩き難い。左手に旭岳、右手に安足間岳〜当麻岳の稜線を望み、足元には高山植物。実にいい。距離も忘れて裾合平分岐に到着。
裾合平分岐から夫婦池までは2.6km程度なのだけれど、アップダウンも多く、沢越えというか雪渓越えが幾つもあって思うように進まない。右手に沼の平は見渡せるが、基本的に眺望は然程良くも無く、ちょっとつまらない。途中、雪渓の上の仮道が踏み抜かれて、深さ1.5m程度の穴が複数空いてその下を川が流れている…という箇所があり、自然調査員の方々が何人もそこに待機して注意を促してました。でも完全に踏み抜かれるまでは時間の問題とか言ってましたが…どうなったことやら。
総歩行時間7時間にて、1330発のロープウェイで下山。
★本日のその他のポイント:愛山渓温泉・雲井ヶ原高層湿原、大雪アンガス牧場
★本日の宿泊地:大雪ダム近くの「大雪道路情報ターミナル」前駐車場(車中泊)
北海道放浪記 〜3日目〜
2003年7月7日★今日は何となくゆっくりしたかったので、経由地を減らす。白金温泉・白金不動の滝と白ひげの滝を見学の後、十勝岳温泉に移動して安政火口を見学に。一般観光客も来る…などと登山ガイドに書いてあるので軽いトレッキング装備で向かったのだが、少々甘く見過ぎていたかもしれない。少なくとも足回りはしっかり整えていないと話にならないし、ストックだって持っていって正解だっただろう。しかも近づいて良いとされている安政火口も、活動は未だに続いていて主噴火口内では泥濘が煮え滾って盛んに蒸気を上げているし、火口周辺一帯では火山ガスの噴出口があちこちにあって、風向き次第ではかなり息苦しくなるし、こんな状態で何も知らない一般観光客を近づけてもいいものかどうか、少々疑問に思わないでもなかったり。ともあれ、いつ再噴火してもおかしくないような火山活動ぶりで、そそくさと立ち去って来たけれど。
★上富良野町「日の出公園キャンプ場」でコインランドリーを借りる。洗濯30分に乾燥1時間の計1.5時間、キャンプ場のセンターハウス内の休憩スペースを借りて、昨日と一昨日の分の日記を書いてみたり。
★美瑛を経由して旭岳温泉方面に向かう。途中、忠別ダムなる巨大ダムをすぐ横から見学出来る展望台があるというので、立ち寄ってみる。このダム、重力式コンクリートダムとロックフィルダムの複合ダムになっていて、要するに手前側はコンクリート製なのだけれど、向こう側2/3は砂利やら石やらが積み重なっているという不思議な造り。何でこういう複合ダムになったのかと聞いてみたところ、地盤の強さの問題らしい。手前のコンクリートダムのある直下の地盤は硬い層が比較的浅い位置にあるので、重力式ダムが設置出来るのだけれど、向こう側の地盤は硬い層が深くにあるので、重力分散可能なロックフィルダムにしたという次第だそうで。それにしてもこの複合ダムという代物は見るからに面白い。忠別ダムは複合ダムでは日本最大級らしいのだけれど、最大級ということはこれに近い大きさの複合ダムが他の地に既にあるということではないかと。ふむ、これは早速調べて見学に行かねば。
★本日の宿泊地は旭岳温泉公共駐車場(車中泊)
★上富良野町「日の出公園キャンプ場」でコインランドリーを借りる。洗濯30分に乾燥1時間の計1.5時間、キャンプ場のセンターハウス内の休憩スペースを借りて、昨日と一昨日の分の日記を書いてみたり。
★美瑛を経由して旭岳温泉方面に向かう。途中、忠別ダムなる巨大ダムをすぐ横から見学出来る展望台があるというので、立ち寄ってみる。このダム、重力式コンクリートダムとロックフィルダムの複合ダムになっていて、要するに手前側はコンクリート製なのだけれど、向こう側2/3は砂利やら石やらが積み重なっているという不思議な造り。何でこういう複合ダムになったのかと聞いてみたところ、地盤の強さの問題らしい。手前のコンクリートダムのある直下の地盤は硬い層が比較的浅い位置にあるので、重力式ダムが設置出来るのだけれど、向こう側の地盤は硬い層が深くにあるので、重力分散可能なロックフィルダムにしたという次第だそうで。それにしてもこの複合ダムという代物は見るからに面白い。忠別ダムは複合ダムでは日本最大級らしいのだけれど、最大級ということはこれに近い大きさの複合ダムが他の地に既にあるということではないかと。ふむ、これは早速調べて見学に行かねば。
★本日の宿泊地は旭岳温泉公共駐車場(車中泊)
北海道放浪記 〜2日目〜
2003年7月6日★4時過ぎに起床して日高町経由で占冠へ。占冠からは道道136号線経由でトマム方面に向かい、途中にある「不思議な泣く木」を見学。道路改修の度に切り倒そうとすると不思議なうめき声が聞こえて切り倒せなかったという曰く付きのこの木、確かに木の表面に「切り傷」のような跡があって、どうやらその話も嘘じゃないんだなと妙に感心してみたり。そんなことを思いながらぼんやりしていると、なんだか目の前の樹の精霊に凝視されているような気がしたんで、程々にして退散。
★かなやま湖畔キャンプ場の程近く、鹿越園地・ラベンダー園へ立ち寄ってみる。ラベンダーの絨毯越しにかなやま湖が眺められて実に素晴らしい風景。普通咲きのものでも既につぼみの状態になっていて、上富良野辺りよりも少し早めの開花なのかも。白っぽく見えるのもあったけれど、こちらは遅咲きのものだそうで。その後、道道253号線経由で麓郷へ。このルート、麓郷の丘をアップダウンを繰り返しながら抜けていくもので、北海道らしい雄大な風景が展開する。予想していなかっただけにこの景観には感動。
★麓郷からニングルの森へ。林道入口から奥に行くにつれて道が悪くなってきて、我が車には少々荷が重い林道ではあった。ニングルの森駐車場にある入林届けに記帳し、原始ヶ原・富良野岳の表示に従って入林。登山道に入るとすぐに林間コースと滝コースに分かれる。入口の案内には林間コースは初級、滝コースは中級となっている。「級」はともかく、今回は数々の滝を眺めるのが主眼なのだから、右手の滝コースを選ぶ。
滝コースは布部川に沿って延々と遡っていくもので、川幅が広いところでは河原を歩き、瀬が迫ってくると山中の高みに逃げ込むという次第になっている。流れが激しいせいなのか、河原の石は軒並み巨岩だし、高みを越える場所は急登・急降の連続だしで、正直少々甘くみていたせいもあってか、予想外に消耗してしまう。その代わり、滝の眺めは何れも素晴らしく、苦労しただけのことはあったかと。一つ目の銀河の滝は判然としなかったけれど、2番目以降の不動の滝、錦糸の滝、三段の滝、二段の滝、蒼天の滝と次々に見事な滝が現れる。が、それから次の滝までが結構距離があって、道も荒れてきてなかなか苦しい。幸い、登山道を示す赤テープがうるさいほどの密度で貼られているので道に迷うことはないのだけれど、行けども行けども遥か先まで赤テープが見えていると少々凹む。そうこうしながら漸く登山道の分岐点に到着。まずは分岐点を直進して、再奥に位置する赤岩の滝を見学する。この滝は文字通り岩の色が赤茶色をしていて、幅の広さもあって相当な迫力。まさにこれだけの為に原始ヶ原・滝コースを選んでも後悔はしないと言っても過言ではないほどの見事な滝。暫しぼんやり眺めてから登山道を引き返し、先程の分岐点を右折して川から分かれ、山中に分け入っていく。分岐点からすぐに勝竜の滝が現れる。赤テープは滝の流れの対岸に一気に飛んでいるので、かなりの早い流れの中の飛び石を見つけては次を探し…の繰り返しで何とか対岸に渡る。そこからはかなりの急登で、展望も開けないこともあってなかなかキツい。が、それを登り切ると一気に別世界が。広い湿原にぽつぽつと生えている針葉樹。背景には富良野岳と前富良野岳の威容が。ここが高層湿原・原始ヶ原。原始ヶ原の様相は、去年訪ねた表大雪・愛山渓近くの松仙園や、美深の近くにある松山湿原に非常に雰囲気が似ていて、成程北海道の高層湿原とはどれも同じような雰囲気なのだなと妙に感心する。
通常はここ原始ヶ原から高層湿原を眺めつつ引き返すのが普通なのだけれど、まだ余力もあるので、指導標に従って原始ヶ原の最奥・五反沼を目指すコースに進む。が、コースに入ってすぐに後悔。今まで赤テープの数に甘えていた訳ではないのだけれど、このコースに入った途端、急に赤テープの頻度が激減。更にコースの大半が薮漕ぎになってしまい、ルートがさっぱり分からない。直感的にこれは拙いと感じたのですぐに引き返しに掛かったのだけれど時既に遅し。今回は背丈ほどの熊笹のブッシュの中でロストしてしまう羽目に。何とかもとの道には戻れたものに、このおかげで、肉体的にも精神的にもかなりのダメージを。
帰途は林間コースを戻る。初心者向けとは言うけれど、勾配はかなりキツくて、こちらも結構疲れる。原始ヶ原から急降して広原の滝を掠め、再び急登し切ったところで作業道跡に出る。流石は作業道とあって、特に観るものもなくてちょっとつまらない。つまらない割にはアップダウンがかなりあって、決して楽は出来ないのが何とも。途中にある天使の泉という水場だけが唯一のオアシスかと。
★上富良野から白金に出て、手作りハム・ソーセージの店「歩人」で早めの夕食。注文したのは20種類以上のハム・ソーセージがセットになった「Sセット(スペシャル)」と、ソーセージの生地をパンに塗って焼いた「薫人(かりっと)」。Sセットはかなり量が多く、私でも少し多いかな?と思えたぐらいなので、普通の方は何人かでシェアするか小さめのセットを選ばれた方がよろしいかと。
★本日の宿泊は、吹上温泉・白銀荘にて。
★かなやま湖畔キャンプ場の程近く、鹿越園地・ラベンダー園へ立ち寄ってみる。ラベンダーの絨毯越しにかなやま湖が眺められて実に素晴らしい風景。普通咲きのものでも既につぼみの状態になっていて、上富良野辺りよりも少し早めの開花なのかも。白っぽく見えるのもあったけれど、こちらは遅咲きのものだそうで。その後、道道253号線経由で麓郷へ。このルート、麓郷の丘をアップダウンを繰り返しながら抜けていくもので、北海道らしい雄大な風景が展開する。予想していなかっただけにこの景観には感動。
★麓郷からニングルの森へ。林道入口から奥に行くにつれて道が悪くなってきて、我が車には少々荷が重い林道ではあった。ニングルの森駐車場にある入林届けに記帳し、原始ヶ原・富良野岳の表示に従って入林。登山道に入るとすぐに林間コースと滝コースに分かれる。入口の案内には林間コースは初級、滝コースは中級となっている。「級」はともかく、今回は数々の滝を眺めるのが主眼なのだから、右手の滝コースを選ぶ。
滝コースは布部川に沿って延々と遡っていくもので、川幅が広いところでは河原を歩き、瀬が迫ってくると山中の高みに逃げ込むという次第になっている。流れが激しいせいなのか、河原の石は軒並み巨岩だし、高みを越える場所は急登・急降の連続だしで、正直少々甘くみていたせいもあってか、予想外に消耗してしまう。その代わり、滝の眺めは何れも素晴らしく、苦労しただけのことはあったかと。一つ目の銀河の滝は判然としなかったけれど、2番目以降の不動の滝、錦糸の滝、三段の滝、二段の滝、蒼天の滝と次々に見事な滝が現れる。が、それから次の滝までが結構距離があって、道も荒れてきてなかなか苦しい。幸い、登山道を示す赤テープがうるさいほどの密度で貼られているので道に迷うことはないのだけれど、行けども行けども遥か先まで赤テープが見えていると少々凹む。そうこうしながら漸く登山道の分岐点に到着。まずは分岐点を直進して、再奥に位置する赤岩の滝を見学する。この滝は文字通り岩の色が赤茶色をしていて、幅の広さもあって相当な迫力。まさにこれだけの為に原始ヶ原・滝コースを選んでも後悔はしないと言っても過言ではないほどの見事な滝。暫しぼんやり眺めてから登山道を引き返し、先程の分岐点を右折して川から分かれ、山中に分け入っていく。分岐点からすぐに勝竜の滝が現れる。赤テープは滝の流れの対岸に一気に飛んでいるので、かなりの早い流れの中の飛び石を見つけては次を探し…の繰り返しで何とか対岸に渡る。そこからはかなりの急登で、展望も開けないこともあってなかなかキツい。が、それを登り切ると一気に別世界が。広い湿原にぽつぽつと生えている針葉樹。背景には富良野岳と前富良野岳の威容が。ここが高層湿原・原始ヶ原。原始ヶ原の様相は、去年訪ねた表大雪・愛山渓近くの松仙園や、美深の近くにある松山湿原に非常に雰囲気が似ていて、成程北海道の高層湿原とはどれも同じような雰囲気なのだなと妙に感心する。
通常はここ原始ヶ原から高層湿原を眺めつつ引き返すのが普通なのだけれど、まだ余力もあるので、指導標に従って原始ヶ原の最奥・五反沼を目指すコースに進む。が、コースに入ってすぐに後悔。今まで赤テープの数に甘えていた訳ではないのだけれど、このコースに入った途端、急に赤テープの頻度が激減。更にコースの大半が薮漕ぎになってしまい、ルートがさっぱり分からない。直感的にこれは拙いと感じたのですぐに引き返しに掛かったのだけれど時既に遅し。今回は背丈ほどの熊笹のブッシュの中でロストしてしまう羽目に。何とかもとの道には戻れたものに、このおかげで、肉体的にも精神的にもかなりのダメージを。
帰途は林間コースを戻る。初心者向けとは言うけれど、勾配はかなりキツくて、こちらも結構疲れる。原始ヶ原から急降して広原の滝を掠め、再び急登し切ったところで作業道跡に出る。流石は作業道とあって、特に観るものもなくてちょっとつまらない。つまらない割にはアップダウンがかなりあって、決して楽は出来ないのが何とも。途中にある天使の泉という水場だけが唯一のオアシスかと。
★上富良野から白金に出て、手作りハム・ソーセージの店「歩人」で早めの夕食。注文したのは20種類以上のハム・ソーセージがセットになった「Sセット(スペシャル)」と、ソーセージの生地をパンに塗って焼いた「薫人(かりっと)」。Sセットはかなり量が多く、私でも少し多いかな?と思えたぐらいなので、普通の方は何人かでシェアするか小さめのセットを選ばれた方がよろしいかと。
★本日の宿泊は、吹上温泉・白銀荘にて。
北海道放浪記 〜1日目〜
2003年7月5日★苫小牧には13時半頃到着。そのまま岩見沢方面に向かって車を進める。フェリーから下りた車の殆どは静内方面に向かうようで、岩見沢方面に直進する車は地元の車が殆どのよう。
★最初の目的地は由仁町にある「ヤリキレナイ川」。道道3号線の分岐を札幌方面に向かい。まずは一つ目の看板を発見。覗いてみると川というよりもまるで用水路のよう。由仁小学校の脇を通過して道道694号線から夕張川との合流点まで追い掛けたのだけれど、都合5枚の看板を発見。短くて狭い川なのに、やたらに看板だけ多いのは何故? JR由仁駅の駅舎横案内板を見るとそこには一応「ヤリキレナイ川」の表示はあるのだけれど、明らかに「後からテープで貼りました」というのが見え見えで、ちょっと笑ってしまう。
★道道3号線を、今度は夕張方面へ向かい、「めろん城」に立ち寄る。めろん城の駐車場に着いたのは16:10頃で見学は16:30までだったから、なかなか危ないタイミング。世界でここだけというメロンブランデーの蒸留施設と貯蔵庫を見学し、隣にある売店でメロンブランデー「ローレンス」を購入。売店に置いて有る中では一番いいものらしい。値段の方も700mlで6000円弱だから、結構なものなのだけれど。
★シューパロ湖に立ち寄りがてら、道路沿いに旧南大夕張駅と車輌が保存されている保存基地を発見。思わず車を停めて撮影に専念する。1日に1本しか列車が来ないという石勝線・楓駅にも立ち寄って、こちらも撮影に専念する。少々鉄分が濃いめである。
★穂別町「ほべつ樹海温泉」で一風呂浴びて、同じ穂別町・福山にある「ほべつオロロップ公園」前の駐車場で車中泊。
★最初の目的地は由仁町にある「ヤリキレナイ川」。道道3号線の分岐を札幌方面に向かい。まずは一つ目の看板を発見。覗いてみると川というよりもまるで用水路のよう。由仁小学校の脇を通過して道道694号線から夕張川との合流点まで追い掛けたのだけれど、都合5枚の看板を発見。短くて狭い川なのに、やたらに看板だけ多いのは何故? JR由仁駅の駅舎横案内板を見るとそこには一応「ヤリキレナイ川」の表示はあるのだけれど、明らかに「後からテープで貼りました」というのが見え見えで、ちょっと笑ってしまう。
★道道3号線を、今度は夕張方面へ向かい、「めろん城」に立ち寄る。めろん城の駐車場に着いたのは16:10頃で見学は16:30までだったから、なかなか危ないタイミング。世界でここだけというメロンブランデーの蒸留施設と貯蔵庫を見学し、隣にある売店でメロンブランデー「ローレンス」を購入。売店に置いて有る中では一番いいものらしい。値段の方も700mlで6000円弱だから、結構なものなのだけれど。
★シューパロ湖に立ち寄りがてら、道路沿いに旧南大夕張駅と車輌が保存されている保存基地を発見。思わず車を停めて撮影に専念する。1日に1本しか列車が来ないという石勝線・楓駅にも立ち寄って、こちらも撮影に専念する。少々鉄分が濃いめである。
★穂別町「ほべつ樹海温泉」で一風呂浴びて、同じ穂別町・福山にある「ほべつオロロップ公園」前の駐車場で車中泊。
北海道放浪記 〜0日目〜
2003年7月4日★本日夕刻より、北海道への旅へ。久し振りの10日間を越える旅で少々楽しみではある。15時に退社して茨城・大洗港へ。港へは16時頃到着。乗船予定の船は先日会社再生法を申請したばかりの東日本フェリー所属の「ばるな」。乗客はヤング層よりも年配層の方が多いようだ。ライダーも20人ぐらいしかおらず、少々活気がないのは否めない。それにしてもバイクの方向転換もままならない女性ライダーがいたけれど、あの調子で上陸してから大丈夫なのかと思う。
★船内にはレストランもあるけれど、持ち込んだ食糧で夕食を済ます。思ったよりも横揺れが大きい。ゆらゆらしながら本日の日記を執筆。本州の東海岸線は見えているけれど、何キロも向こうだから、AirH"が入る訳も無し。ひと頻り書き終えた後、PowerBookで「水曜どうでしょう」DVD第二弾の副音声版を観てしばらく過ごす。
★船内にはレストランもあるけれど、持ち込んだ食糧で夕食を済ます。思ったよりも横揺れが大きい。ゆらゆらしながら本日の日記を執筆。本州の東海岸線は見えているけれど、何キロも向こうだから、AirH"が入る訳も無し。ひと頻り書き終えた後、PowerBookで「水曜どうでしょう」DVD第二弾の副音声版を観てしばらく過ごす。
ひと足お先に...
2003年7月3日★常用エディタJedit4のRev.4.2.2 updateが登場。今回のrevisionで遂にSafariのペーストバグに対応してくれたのが嬉しいところ。これでもう、「Safariで文字列コピー→スティッキーズに一旦ペースト→Jeditにコピー」なんてまどろっこしい方法を取らなくても済みそう。
★先日も日記に書いた通り、フラッシュメモリからCD-Rにダイレクトバックアップ可能なGreen House「DISPY」に個人的にかなり注目中。特に初期生産3000台にバッテリーとケースが付いてくるというキャンペーンにかなり惹かれていて、手を出そうかどうしようかちょっと悩んでたりします。そんな中、件のGreen Houseのページを眺めていて、「USBフラッシュメモリ『阪神タイガースドライブ』」なるものを発見。大阪出身の後輩くんと共に、真剣に購入検討中(爆)
・USBフラッシュメモリ『阪神タイガースドライブ』
http://www.green-house.co.jp/news/3r0702a.html
★ビックカメラ、名古屋店を11月に開店
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0703/bic.htm
…なんて記事を見ていたら、場所が「生活創庫跡」なんて書いてある。「跡」ってことはもしかして潰れたのか?と思って調べてみたら、どうやら8/15を以って閉店になるんだとか。それじゃ中に入っていたヴィレッジヴァンガードはどうなる!?と少々焦ったんですが(←いや、別に焦らなくとも (^^;)、どうやら名駅近くのビルに引っ越すんだそうで。まぁ一安心ってところでしょうか。
★明日の夕刻のフェリーにて、北海道まで出掛けてきます。今回はしごとば固有の連休+勤続休暇+土日を一気に組み合わせたので、期間は12日間。次の更新は7/17になります…と言いたいところですが、今回はマイカーをフェリーで運ぶんで、「日記を書く時間がある」&&「気力がある」&&「AirH"が届く」の条件を満たせば、旅先からのupは可能かと。3つの条件の中で最難関は最後の項目だったりするんですけどね。ホント、旅先ではPHSは使い物にならないですから。
★という訳で、一日早いご挨拶ですが「行ってきます」(^^)
★先日も日記に書いた通り、フラッシュメモリからCD-Rにダイレクトバックアップ可能なGreen House「DISPY」に個人的にかなり注目中。特に初期生産3000台にバッテリーとケースが付いてくるというキャンペーンにかなり惹かれていて、手を出そうかどうしようかちょっと悩んでたりします。そんな中、件のGreen Houseのページを眺めていて、「USBフラッシュメモリ『阪神タイガースドライブ』」なるものを発見。大阪出身の後輩くんと共に、真剣に購入検討中(爆)
・USBフラッシュメモリ『阪神タイガースドライブ』
http://www.green-house.co.jp/news/3r0702a.html
★ビックカメラ、名古屋店を11月に開店
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0703/bic.htm
…なんて記事を見ていたら、場所が「生活創庫跡」なんて書いてある。「跡」ってことはもしかして潰れたのか?と思って調べてみたら、どうやら8/15を以って閉店になるんだとか。それじゃ中に入っていたヴィレッジヴァンガードはどうなる!?と少々焦ったんですが(←いや、別に焦らなくとも (^^;)、どうやら名駅近くのビルに引っ越すんだそうで。まぁ一安心ってところでしょうか。
★明日の夕刻のフェリーにて、北海道まで出掛けてきます。今回はしごとば固有の連休+勤続休暇+土日を一気に組み合わせたので、期間は12日間。次の更新は7/17になります…と言いたいところですが、今回はマイカーをフェリーで運ぶんで、「日記を書く時間がある」&&「気力がある」&&「AirH"が届く」の条件を満たせば、旅先からのupは可能かと。3つの条件の中で最難関は最後の項目だったりするんですけどね。ホント、旅先ではPHSは使い物にならないですから。
★という訳で、一日早いご挨拶ですが「行ってきます」(^^)
「水曜どうでしょう」DVD第二弾
2003年7月2日★「水曜どうでしょう」DVD第二弾、受取って来ました。Webなんかでスタッフ自身が「面白くないぞ!」と言っていた通り、ちょっと空回りっぽいところも無きにしもあらずだけれど、今風のノリにアレンジされている箇所の効果が大きいのか思ったよりも結構悪くない感じ。特に最後の「闘痔の旅」なんかは既に今の芸風に近いものがあって、かなりすんなりと楽しめましたね。出てきた温泉は、ニセコ薬師温泉、二股ラジウム温泉、平田内温泉、水無海浜温泉、酸ケ湯温泉の5箇所で、一通り訪ねたことがあるせいもあってか、それぞれの温泉のリアリティを感じられたのも面白く感じた理由なのかも。
★上川営林署にtelして、クチャンベツ登山口へ至る林道の分岐点・ヤンベ分岐のゲート鍵番号を聞く。聞かれたのは「日帰りですか?」との一言だけで、ただ単に番号を教えてくれるだけの明快な応答。それにしても住所氏名はおろか、入山日さえ聞かれないとは思ってもみなかったですね。しかし、クチャンベツから日帰りと言うと普通は沼の原ぐらいまでしか行けないと思うんですが、私と同じく「山よりも高層湿原に興味がある」という酔狂な人間も結構いるんでしょうか? それとも頑張って五色岳まで往復するのかな?普通は。私の場合、日帰り装備とは言えもともと登山速度は速くないし、標準時間で片道6〜7時間掛かる五色岳まで往復するのは流石に無謀だと思うんで、沼の原までをゆっくり往復...というつもりでいますけどね。それなら6時ぐらいにクチャンベツ登山口を出ても結構余裕だと思うし。
★上川営林署にtelして、クチャンベツ登山口へ至る林道の分岐点・ヤンベ分岐のゲート鍵番号を聞く。聞かれたのは「日帰りですか?」との一言だけで、ただ単に番号を教えてくれるだけの明快な応答。それにしても住所氏名はおろか、入山日さえ聞かれないとは思ってもみなかったですね。しかし、クチャンベツから日帰りと言うと普通は沼の原ぐらいまでしか行けないと思うんですが、私と同じく「山よりも高層湿原に興味がある」という酔狂な人間も結構いるんでしょうか? それとも頑張って五色岳まで往復するのかな?普通は。私の場合、日帰り装備とは言えもともと登山速度は速くないし、標準時間で片道6〜7時間掛かる五色岳まで往復するのは流石に無謀だと思うんで、沼の原までをゆっくり往復...というつもりでいますけどね。それなら6時ぐらいにクチャンベツ登山口を出ても結構余裕だと思うし。
ブランデー紅茶
2003年7月1日★「山と渓谷」6月号の「北の山」特集を眺めていて、やはりトムラウシには登ってみたいと思って、再度「クチャンベツ〜五色岳〜トムラウシ」往復プランを考えてみたんですが...3日分の装備をセットして背負ってみたんですが、今の気力・体力だとこれでもちょっと無理があるかと。今回はクチャンベツ〜沼の原の往復だけに止めておくのが良さそうですね。そもそも今回、クチャンベツからのコースを取ろうと思ったのは、高層湿原・沼の原を見たかったからというのが最大の理由なんで、これだけでも見られればいいかな?と。
それにしても件の「特集」で驚いたのは、アルプス辺りの「山小屋」だと、宿泊だけでなく、リッチな食事や雑貨の販売、それに展望ロッジまで備えているところなんかもあるということ。そりゃかなり楽でしょうねぇ。山と言えば北海道が殆どな私の常識では「山小屋=避難小屋」であって、それも小さくて入れないことが殆どだから「ご利用は計画的に」というものなんですが...。それじゃあ「訓練の為に」アルプスに登るなんて、全然意味ないな。せめて東北の山ぐらいで訓練しないと。
★とあるファンタジー小説を読んでいて「ブランデーでお茶を淹れる」というくだりがあったんで、早速試してみました。ええっと…結論から先に言うと「かなり不味い」です(爆) やり方としては、暖めたブランデーを紅茶(DIKSAM BOP, CTC)に注いで…という無難な方法だったんですが、タンニンが半分凝固したかのような渋いというかえぐいというかそんな味が強くて、これはどうにも。それでも「コーヒーで紅茶を淹れる」とか「その逆」よりはマシでしたが<こら
それにしても件の「特集」で驚いたのは、アルプス辺りの「山小屋」だと、宿泊だけでなく、リッチな食事や雑貨の販売、それに展望ロッジまで備えているところなんかもあるということ。そりゃかなり楽でしょうねぇ。山と言えば北海道が殆どな私の常識では「山小屋=避難小屋」であって、それも小さくて入れないことが殆どだから「ご利用は計画的に」というものなんですが...。それじゃあ「訓練の為に」アルプスに登るなんて、全然意味ないな。せめて東北の山ぐらいで訓練しないと。
★とあるファンタジー小説を読んでいて「ブランデーでお茶を淹れる」というくだりがあったんで、早速試してみました。ええっと…結論から先に言うと「かなり不味い」です(爆) やり方としては、暖めたブランデーを紅茶(DIKSAM BOP, CTC)に注いで…という無難な方法だったんですが、タンニンが半分凝固したかのような渋いというかえぐいというかそんな味が強くて、これはどうにも。それでも「コーヒーで紅茶を淹れる」とか「その逆」よりはマシでしたが<こら
獲得!
2003年6月30日★10時半にメールチェックしてみたところ、「えきねっと」からメールが来ていて、7/30の「ムーンライトながら91」禁煙席が取れた由。をを、期待してなかっただけにちょっと嬉しい誤算。これで三瀬谷までの総交通費が5000円で済むという訳ですね。この勢いで帰りの8/4の上り「ムーンライトながら92」も取れたらいいのだけれど。
★今週末から出発予定の北海道紀行、出掛けるまであと4日というのに、昨日の筑波山敗退で予定の大幅変更を余儀なくされたにも関わらず、ロクに決まっておりません(笑) 行き先はともかく、山に登らないとあらば必然的にデジカメの撮影枚数が足りなくなる訳で、またPowerBookを持参しないといけないかな?と。勿論、PowerBookのHDDに移すだけでは心許ないので、バスパワードのFireWire CD-R/Wデバイスも持参。あと念には念を入れて、iPodの片方を緊急デジカメストレージに任命。5GBしかないけれど、計12日間で流石の私でも5GB分は撮影しないだろうってことで。…たぶん(汗)
★妹夫婦より高知・馬路村特産のゆず飲料「ごっくん馬路村」到着。少しだけ送るなんて言ってたんで、本当に数本かと思っていたら、ちゃんと箱に入っていてやたらに重くて、開けてみたら30本も入ってました。(^^; このゆず飲料、さっぱりとしていて美味しいから、30本あっても十分に飲み切れるんですけどね。
★今週末から出発予定の北海道紀行、出掛けるまであと4日というのに、昨日の筑波山敗退で予定の大幅変更を余儀なくされたにも関わらず、ロクに決まっておりません(笑) 行き先はともかく、山に登らないとあらば必然的にデジカメの撮影枚数が足りなくなる訳で、またPowerBookを持参しないといけないかな?と。勿論、PowerBookのHDDに移すだけでは心許ないので、バスパワードのFireWire CD-R/Wデバイスも持参。あと念には念を入れて、iPodの片方を緊急デジカメストレージに任命。5GBしかないけれど、計12日間で流石の私でも5GB分は撮影しないだろうってことで。…たぶん(汗)
★妹夫婦より高知・馬路村特産のゆず飲料「ごっくん馬路村」到着。少しだけ送るなんて言ってたんで、本当に数本かと思っていたら、ちゃんと箱に入っていてやたらに重くて、開けてみたら30本も入ってました。(^^; このゆず飲料、さっぱりとしていて美味しいから、30本あっても十分に飲み切れるんですけどね。
敗退...
2003年6月29日★(休日にしては結構遅めの)7時起床。今ひとつ気が乗らなかったにも関わらず予定通り筑波山へ。常磐自動車道を千代田石岡ICで降りて、筑波山方面へ。まずICを降りた時点でまたしてもS○NYの馬鹿ナビが本領発揮。ICを出て南下するか北上するかのルート選択を、またしても直前で変更してくれたおかげで、こっちは大混乱。面倒になったんでナビに頼らず、道路に出ている行先表示を頼りに暫く進むことに。全く、いざという時に全く役に立たないカーナビだこと。まぁ「役に立たない」のは今に始まったことではないけれど。
千代田石岡ICの南側のルートを取ると、表筑波スカイラインなる有料道路経由のルートになる。その有料道路入口に至るまでのルート検索で、またしても馬鹿ナビ炸裂。およそ普通乗用車が走れそうもないような荒れた狭い道路を走らされるハメになって、えらい苦労しました。いやまぁ、走る前にちゃんと地図を見ておけという話も無きにしも非ずなんですが、それだったらカーナビって何のためにあるんよ?とも思う訳で。
表筑波スカイラインは高所を走るために展望がいい...と思いきや、殆どの区間で木々に遮られて眺望が開けず。道自体も然程整備が行き届いている訳でもなく、通行料420円(因みに普通車だと620円)が勿体無い気分。なおこの道路、暴ヤン連中の「走り場」になっているようで、時々すれ違う車も変な形のが多くて余りいい気分はしませんでしたね。
表筑波スカイラインの終点・風返峠には全部で5本の道路が集まっていて、なかなかややこしい。峠の交差点をそのまま直進して、筑波山麓・つつじヶ丘に向かう「筑波スカイライン」に入る。またしても料金所があるのだけれど、こちらは「お帰りにいただきます」とのこと。遊園地の入園料のようなものですかね? 道路終点のつつじヶ丘にはかなり広い駐車場があって、駐車料金無料なのは嬉しいところ。早速土産物店で昼食になりそうなものを物色。途中に店らしきものも無かったし、唯一物販があった美野里PAでは「おむすび」が全部品切れだったし。でも結局何も見つからず、干し杏とカルメ焼きを買って退出。
で、縦走用の荷物を背負ったところまでは良かったんですが、結局登り切れずに途中でリタイア。時刻にして11時少し前、早々にして下山。なんぼなんでも今年に入ってから一度も訓練に出掛けなかったのは拙かったなとの反省もあり、最初から6日間というロングランな計画(=荷物が重い)にも無理があったとの反省もあり。そんな訳で、今年の縦走は諦めて、またの機会に挑戦することにしました。その時にはもっと前から事前トレーニングを積んでということで。
筑波スカイラインを下り、料金所で400円を支払って、風返峠より斜め左前方の八郷町への道路へ入る。これがまたやたらに狭い道路で、しかも薄暗くてカーブも多く、勾配もかなりきつい下りで、普通に走るだけでも結構大変だったり。そんな急坂の途中に「紫寶水」なる名水があって、早速車を停めて少し飲んでみる。が、正直余り美味しいという印象が無かったり。それでも一応「名水」らしいんで、ザックの中に入れていた水筒に汲んで来たんですが...帰宅してそのまま放置しておいたら、水筒の中に砂が沈んでいたり藻が浮いていたり。これ、もしかして飲用水じゃ無かったんですかね? 別に飲むなとは何処にも書いてなかったんですけど。
★帰宅後、代行運転の会社に電話をして、キャンセルの申し出を。それと同時に、プランの組替え作業を開始。原始ヶ原、白金温泉、中岳温泉は縦走とは関係ないからそのまま残すとして、あとはどこに行こうか。今まで行ったことが無いところばかり行くのもいいけれど、また行きたいと思ったところを再訪するのもいいかな? そうなると、チミケップか涙岬か...多分両方は無理だから、どちらかに絞らないといけませんね。困ったもんだ(苦笑)
★夕刻、日通ペリカン便でAmazonに注文していた写真集「タウシュベツ」が到着。私も大のお気に入りの、北海道・上士幌町のタウシュベツ川橋梁の写真集なんですが、思ったよりも枚数が少なくてちょっと残念。春の雪解け直後のタウシュベツの風景は、この間訪ねた時とかなり近い感じで、ほんの少し前のことなのに何だか懐かしく感じてしまいました。さて、今度の渡道時にはどんな姿を見せてくれるんでしょうね?
(個人的な希望では、タウシュベツ川橋梁は半分湖に浸かっていて欲しいけれど、でもそれだと「さわと温泉」(熊谷温泉)が完全に水没してしまうんで困るかなと<勝手 (^^;)
千代田石岡ICの南側のルートを取ると、表筑波スカイラインなる有料道路経由のルートになる。その有料道路入口に至るまでのルート検索で、またしても馬鹿ナビ炸裂。およそ普通乗用車が走れそうもないような荒れた狭い道路を走らされるハメになって、えらい苦労しました。いやまぁ、走る前にちゃんと地図を見ておけという話も無きにしも非ずなんですが、それだったらカーナビって何のためにあるんよ?とも思う訳で。
表筑波スカイラインは高所を走るために展望がいい...と思いきや、殆どの区間で木々に遮られて眺望が開けず。道自体も然程整備が行き届いている訳でもなく、通行料420円(因みに普通車だと620円)が勿体無い気分。なおこの道路、暴ヤン連中の「走り場」になっているようで、時々すれ違う車も変な形のが多くて余りいい気分はしませんでしたね。
表筑波スカイラインの終点・風返峠には全部で5本の道路が集まっていて、なかなかややこしい。峠の交差点をそのまま直進して、筑波山麓・つつじヶ丘に向かう「筑波スカイライン」に入る。またしても料金所があるのだけれど、こちらは「お帰りにいただきます」とのこと。遊園地の入園料のようなものですかね? 道路終点のつつじヶ丘にはかなり広い駐車場があって、駐車料金無料なのは嬉しいところ。早速土産物店で昼食になりそうなものを物色。途中に店らしきものも無かったし、唯一物販があった美野里PAでは「おむすび」が全部品切れだったし。でも結局何も見つからず、干し杏とカルメ焼きを買って退出。
で、縦走用の荷物を背負ったところまでは良かったんですが、結局登り切れずに途中でリタイア。時刻にして11時少し前、早々にして下山。なんぼなんでも今年に入ってから一度も訓練に出掛けなかったのは拙かったなとの反省もあり、最初から6日間というロングランな計画(=荷物が重い)にも無理があったとの反省もあり。そんな訳で、今年の縦走は諦めて、またの機会に挑戦することにしました。その時にはもっと前から事前トレーニングを積んでということで。
筑波スカイラインを下り、料金所で400円を支払って、風返峠より斜め左前方の八郷町への道路へ入る。これがまたやたらに狭い道路で、しかも薄暗くてカーブも多く、勾配もかなりきつい下りで、普通に走るだけでも結構大変だったり。そんな急坂の途中に「紫寶水」なる名水があって、早速車を停めて少し飲んでみる。が、正直余り美味しいという印象が無かったり。それでも一応「名水」らしいんで、ザックの中に入れていた水筒に汲んで来たんですが...帰宅してそのまま放置しておいたら、水筒の中に砂が沈んでいたり藻が浮いていたり。これ、もしかして飲用水じゃ無かったんですかね? 別に飲むなとは何処にも書いてなかったんですけど。
★帰宅後、代行運転の会社に電話をして、キャンセルの申し出を。それと同時に、プランの組替え作業を開始。原始ヶ原、白金温泉、中岳温泉は縦走とは関係ないからそのまま残すとして、あとはどこに行こうか。今まで行ったことが無いところばかり行くのもいいけれど、また行きたいと思ったところを再訪するのもいいかな? そうなると、チミケップか涙岬か...多分両方は無理だから、どちらかに絞らないといけませんね。困ったもんだ(苦笑)
★夕刻、日通ペリカン便でAmazonに注文していた写真集「タウシュベツ」が到着。私も大のお気に入りの、北海道・上士幌町のタウシュベツ川橋梁の写真集なんですが、思ったよりも枚数が少なくてちょっと残念。春の雪解け直後のタウシュベツの風景は、この間訪ねた時とかなり近い感じで、ほんの少し前のことなのに何だか懐かしく感じてしまいました。さて、今度の渡道時にはどんな姿を見せてくれるんでしょうね?
(個人的な希望では、タウシュベツ川橋梁は半分湖に浸かっていて欲しいけれど、でもそれだと「さわと温泉」(熊谷温泉)が完全に水没してしまうんで困るかなと<勝手 (^^;)
「讃岐うどんの会」6月分
2003年6月28日★千趣会「讃岐うどんの会」6月分が到着。今回の店は「味でこい」とか言う初めて聞いた名前のところ。それもそのはず、この店、最近出来たのだそうで。店主がうどん関連のなにやらの賞を取っているというのが売りらしいのだけれど、賞を取ったのとうどんが美味しいのとは別の話。正直言って今回のうどんは「(今は無き)宇高連絡船のうどん」や「旧高松駅のスタンドうどん」と同じような傾向で、更にそれよりも味が無いというか、そんな印象を受けましたね。味の深みも無いし、コシもしっかりしていないし、今までの配信の中では間違いなく「一番美味しくない」うどんじゃないかと思うんですが。それもまぁ私の味覚で測ってのことではありますが。来月は「松家」…って…あの栗林の「松家」ですか? うむむ... (^^;
★明日は早起き出来て気力があれば、筑波山に行ってきます。勿論、オーバーロード背負ってですが(笑)
★明日は早起き出来て気力があれば、筑波山に行ってきます。勿論、オーバーロード背負ってですが(笑)
ヤマビルファイター
2003年6月27日★8月の大杉谷〜大台ヶ原登山の際に恐らく最大の問題になるであろう「ヤマビル」対策のため、少々Webで調査してみたところ、「ヤマビル研究会」なる団体(?)を発見。(^^; そこだけでなく他のページでも紹介されていたんですが、忌避剤として「ヤマビルファイター」なるものが有効らしい。有効成分ディート10%配合のスプレーで、なかなか効果が高いらしい。でも、この間近くのドラッグストアで買った「ウナの虫よけ『ウナペールα』」にはディート12%って書いてあったりして、要するにこの普通の虫除けでもヤマビルには十分使い物になるということですね? (^^;
・ヤマビル研究会
http://www.tele.co.jp/ui/leech/top.htm
★Power Mac G5 & Panther製品担当者インタビュー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0626/apple.htm
この記事、一部では「鋭い質問」と言う評価を受けているらしいんですが、要するに前半部で言いたいのは「gccを使ったからPentiumに不利だ」という擁護意見なのか、それとも「最速なのは確かだが、それを言うのにSPECは相応しくなかった」と言いたいのか、どっちなんでしょう? PantherについてもUIに関してはちょっと的外れな推測(というかWindowsに毒された人間にありがちな思い込み)発言が目立つし。記事の中で情報として価値があったのは、PantherでもAPIは32bitのままなのでアプリケーション毎のメモリ空間は4GBまでになることと、APIの64bitへの拡張は現時点では予定はまだだと言うことぐらいでしょうか。そもそも64bitの強みがどうこう言うのなら、AMDのAthlon64だって同じアプローチなんだから、取り立てて今回のPowerMac G5を非難する理由にはならないんじゃないかと。互換性を失ってまで64bitに移行するよりは、32bitとの互換性を最優先に持ってきた戦略を取ったのが今回の結果なんだから、APIが32bitのままでも全くおかしいとは思いませんけどね。PowerPC移行時初期のように逆に性能が下がったというのなら問題だけれど、今回は明らかにかなりの性能向上が見込まれているのだし。まぁ、PC Watchは昔からWintelに偏っている記事ばかりだから、今回のもむべなるかなという感じではありますが。
それでもPC Watchの記事は一応の「分析」があるからまだマシな訳で。CNETみたいに完全なWintelの太鼓持ちに成り下がってしまったら御仕舞いですからね。:p
★明日は来週の大雪縦走に備えて、近隣の低山で「過重量」を背負って「馴らし」をしてくる予定…だったんですが、見事に全日雨らしいので明後日に延期。
・ヤマビル研究会
http://www.tele.co.jp/ui/leech/top.htm
★Power Mac G5 & Panther製品担当者インタビュー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0626/apple.htm
この記事、一部では「鋭い質問」と言う評価を受けているらしいんですが、要するに前半部で言いたいのは「gccを使ったからPentiumに不利だ」という擁護意見なのか、それとも「最速なのは確かだが、それを言うのにSPECは相応しくなかった」と言いたいのか、どっちなんでしょう? PantherについてもUIに関してはちょっと的外れな推測(というかWindowsに毒された人間にありがちな思い込み)発言が目立つし。記事の中で情報として価値があったのは、PantherでもAPIは32bitのままなのでアプリケーション毎のメモリ空間は4GBまでになることと、APIの64bitへの拡張は現時点では予定はまだだと言うことぐらいでしょうか。そもそも64bitの強みがどうこう言うのなら、AMDのAthlon64だって同じアプローチなんだから、取り立てて今回のPowerMac G5を非難する理由にはならないんじゃないかと。互換性を失ってまで64bitに移行するよりは、32bitとの互換性を最優先に持ってきた戦略を取ったのが今回の結果なんだから、APIが32bitのままでも全くおかしいとは思いませんけどね。PowerPC移行時初期のように逆に性能が下がったというのなら問題だけれど、今回は明らかにかなりの性能向上が見込まれているのだし。まぁ、PC Watchは昔からWintelに偏っている記事ばかりだから、今回のもむべなるかなという感じではありますが。
それでもPC Watchの記事は一応の「分析」があるからまだマシな訳で。CNETみたいに完全なWintelの太鼓持ちに成り下がってしまったら御仕舞いですからね。:p
★明日は来週の大雪縦走に備えて、近隣の低山で「過重量」を背負って「馴らし」をしてくる予定…だったんですが、見事に全日雨らしいので明後日に延期。
視覚的効果
2003年6月26日★朝食にホットケーキを焼いたんですが…ふと思いついてフライパンではなく「玉子焼き器を使って」焼いてみました。通常は丸い形をしたホットケーキが長方形になっただけで、なんだか違うものを食べているような気分。味や香りだけでなく、視覚効果というのも味覚には大きな影響を与えているのだなと実感した次第で。で、ここからは想像なんですが…どんな形だと一番「らしくない」かな?と考えてみたんですが...「正方形」なんてのはどうでしょう?(笑) 三角形や星形、ハート型などならいいけれど、正方形で迫ってこられると、私はちょっと嫌だなと。(^^;
次回はホットケーキの生地をもっとずっと緩く作って、「巻き玉子風ホットケーキ」などに挑戦してみようかと←かなり本気
★相互リンクしていただいているあめかぜさんより「松屋のカレー」なるお勧めをいただいたのですが、松屋と聞いてどうも違和感がないなと思ったら、東京・神田「まつや」と勝手に脳内リンクしていたからのようで(笑) 「まつや」と言えば数少ない東京でのお気に入りの蕎麦屋の一つで、夕刻にふらりと入ってちょっとしたアテで呑んでから蕎麦で締めるのに、まさに最適なお店。ここで出してくれる鰊は、京都のやはり老舗の一つ「松葉」から直送されてくるものだそうで、東京で京都を味わうというのもおつなもの。で、冒頭に戻るのだけれど、なぜ「まつや」と「カレー」が結びついているのかと言うと、この「まつや」の隠れ人気メニューに「カレー丼」「カレー南蛮」があるから。このところ御無沙汰しているから、今度東京に出た時には是非食して来ようかと。
なお、「まつや」は親子丼も美味しいそうです。ここで言う親子丼とは鶏肉と玉子の丼を指すのであって、鮭とイクラの丼を指すものではありません。北海道に行くと後者の方がメジャーなんですけどね。
次回はホットケーキの生地をもっとずっと緩く作って、「巻き玉子風ホットケーキ」などに挑戦してみようかと←かなり本気
★相互リンクしていただいているあめかぜさんより「松屋のカレー」なるお勧めをいただいたのですが、松屋と聞いてどうも違和感がないなと思ったら、東京・神田「まつや」と勝手に脳内リンクしていたからのようで(笑) 「まつや」と言えば数少ない東京でのお気に入りの蕎麦屋の一つで、夕刻にふらりと入ってちょっとしたアテで呑んでから蕎麦で締めるのに、まさに最適なお店。ここで出してくれる鰊は、京都のやはり老舗の一つ「松葉」から直送されてくるものだそうで、東京で京都を味わうというのもおつなもの。で、冒頭に戻るのだけれど、なぜ「まつや」と「カレー」が結びついているのかと言うと、この「まつや」の隠れ人気メニューに「カレー丼」「カレー南蛮」があるから。このところ御無沙汰しているから、今度東京に出た時には是非食して来ようかと。
なお、「まつや」は親子丼も美味しいそうです。ここで言う親子丼とは鶏肉と玉子の丼を指すのであって、鮭とイクラの丼を指すものではありません。北海道に行くと後者の方がメジャーなんですけどね。
E-1
2003年6月25日★昨夜全部は見切れなかったWWDC2003基調講演のストリーミングムービーですが、漸く全部見終えました。G5の処理能力も凄いけれど、アプリレベルで最も効いているのは最高1GHzのFSBじゃないかと思ったりしたんですが。メインメモリ・CPU間のデータ転送速度が6.4GB/secと言われてもピンと来なかったんですが、1秒間にDVD1枚分のデータと言われると一瞬クラっと来てしまいました。(^^;
★そう言えば昨日、PowerMac G5やPanther等の華々しいデビューと日を同じくして、Olympusからフォーサーズ規格の新型一眼レフデジカメ「E-1」が発表になってたんですね。しかしOlympusって何を考えて「同じ日」に発表しようとしたんでしょうかね? 今やパソコンとデジカメは不可分なものじゃないんだから、同時に発表したらどんないい製品でも必然的に一方の注目度が落ちてしまうと思うんですが。それとも別にその辺のこと考えもせずに発表日を決めてしまったんでしょうか? ともあれこの「E-1」、画質的にはかなりのレベルに達しているようで、なかなかの注目製品かも。勿論、大きさや重さの実感程度、操作性、AF速度/精度、露出精度、ホワイトバランス精度、レリーズタイムラグ、待機状態からの復帰速度、電池の持ち、記録メディアのFAT32対応性など、確認したい事項は沢山あるのだけれど、それらはともかく、ぱっと見では悪くなさそう。標準レンズとセットで30万を切る価格というのはカメラの質を考えれば高くないのかも知れませんが、ハイアマチュアクラスにはちょっと高いかな?と。価格もそうですが、私が気になっているのが標準レンズの望遠性能。35mm相当で広角28mmはいいのだけれど、望遠108mmではちょっと不満が残ります。1台しか携行しない人間にとっては、28-200程度(35mm換算)のレンズは是非用意して欲しいところで。
まぁ広角の風景写真がメインな私の使い方なら、最悪「標準レンズ+テレコン」でもいいんですけどね。それよりも一眼レフならマクロレンズが要るような...
・E-1
http://www.olympus-esystem.jp/index.html
★本日の「たましいに呼び掛けてきたキーワード」集:「吹上温泉保養センター白銀荘」「歩人」「かなやま湖」「さわと温泉」…これ全部、今から予定に組み入れるの…?(汗)
★夏限定ソフト「爽〜風鈴」も公開されてました。早速DLして夏気分に浸ってたりして。(^^)
・爽〜風鈴
http://www.studio-kura.com/download/fuurin/index.html
★そう言えば昨日、PowerMac G5やPanther等の華々しいデビューと日を同じくして、Olympusからフォーサーズ規格の新型一眼レフデジカメ「E-1」が発表になってたんですね。しかしOlympusって何を考えて「同じ日」に発表しようとしたんでしょうかね? 今やパソコンとデジカメは不可分なものじゃないんだから、同時に発表したらどんないい製品でも必然的に一方の注目度が落ちてしまうと思うんですが。それとも別にその辺のこと考えもせずに発表日を決めてしまったんでしょうか? ともあれこの「E-1」、画質的にはかなりのレベルに達しているようで、なかなかの注目製品かも。勿論、大きさや重さの実感程度、操作性、AF速度/精度、露出精度、ホワイトバランス精度、レリーズタイムラグ、待機状態からの復帰速度、電池の持ち、記録メディアのFAT32対応性など、確認したい事項は沢山あるのだけれど、それらはともかく、ぱっと見では悪くなさそう。標準レンズとセットで30万を切る価格というのはカメラの質を考えれば高くないのかも知れませんが、ハイアマチュアクラスにはちょっと高いかな?と。価格もそうですが、私が気になっているのが標準レンズの望遠性能。35mm相当で広角28mmはいいのだけれど、望遠108mmではちょっと不満が残ります。1台しか携行しない人間にとっては、28-200程度(35mm換算)のレンズは是非用意して欲しいところで。
まぁ広角の風景写真がメインな私の使い方なら、最悪「標準レンズ+テレコン」でもいいんですけどね。それよりも一眼レフならマクロレンズが要るような...
・E-1
http://www.olympus-esystem.jp/index.html
★本日の「たましいに呼び掛けてきたキーワード」集:「吹上温泉保養センター白銀荘」「歩人」「かなやま湖」「さわと温泉」…これ全部、今から予定に組み入れるの…?(汗)
★夏限定ソフト「爽〜風鈴」も公開されてました。早速DLして夏気分に浸ってたりして。(^^)
・爽〜風鈴
http://www.studio-kura.com/download/fuurin/index.html
PowerMac G5
2003年6月24日★PowerMac G5、本当に出ましたね。(^^; 64bitのPowerPC970は勿論、800MHz〜1GHzのFSB、デュアルチャンネルDDR×最大8GB、Serial ATAのHDDにPCI-Xですか。これだけ新しいものを一斉に採用するとは正直かなり驚きです。ビデオカンファレンスソフト「iChat AV」にFireWireカメラ「iSight」も新しいけれど、PowerMacの凄さの前に印象が消えてしまったような。しかもこの新マシン、デザインがまたいいんですよね。
ソフト面ではSafariが1.0になってSDKが準備されたのも価値あるニュースでしたが、それよりも年末までに出る予定のMac OS X 10.3 Pantherがこれまた凄い。Appleのwebでも概略は見られるんですが、可能ならば基調講演のストリーミング放送をご覧になられることをお勧めします。iTunes並のFast Searchingが可能なnew Finderや一瞬にしてユーザー(というか作業環境を)を切り替えられるFast User Switchingも素晴らしいけれど、最もショッキングだったのは新機能となるExpose。複数のアプリで複数のウィンドウを開けていても、それらを一瞬のうちに一覧表示にしてウィンドウの切替えが簡単に出来るというものなんですが、これぞまさに待ち望んでいた機能。でもこれを使う為にはQuartz Extremeが必須なんですよね。そんな訳で、早くPowerBook G5出してください(笑)
★今年の帰省はクルマで行こう…という訳で、オーシャン東九フェリー・東京→北九州と徳島→東京の2等寝台&車両運搬を予約完了。下り便はちょっと出遅れたせいか「何とか空きがある」状況だったようですが、なんとか確保出来たようで。今回乗る予定のフェリーはCasual Ferryと言って「2等寝台のみ」なんで混雑していても寝るところは確実にあるからまぁいいんですけど。
★予約と言えば…大杉谷「桃の木山の家」と大台ケ原「大台荘」の予約も完了。こちらは8月初旬の予定。「桃の木山の家」は山の家だから相部屋が当然なのだけれど、驚いたことに「大台荘」には1人部屋があるらしいです。山荘のくせに1人部屋があるのかと思ったんですが、予約の時に「お車ですか、バスですか」とも聞かれたんで、その手の「一般旅行客」の利用も結構多いのかも知れませんね。私はと言えば、料金が少しだけ安い大部屋の方を予約。料金よりも雰囲気的なものが重要かな?と思う訳で...
★今の住み処の近くに「夜来香」なる小さな中華料理屋があるんですが、私の回りの人間は誰もこれの読み方を知らないらしい。その店はエーライシャンと読ませているんですが、イエライシャンという発音の方がどちらかと言えばメジャーのようですね。この「夜来香」、東南アジアに分布するガガイモ科のツル植物で夕方になると花が開いて甘い香りを発することからそう呼ばれているそうです。日本でも沖縄にはあるらしいですね。これを探しに沖縄まで行くというのも面白いかも。
ソフト面ではSafariが1.0になってSDKが準備されたのも価値あるニュースでしたが、それよりも年末までに出る予定のMac OS X 10.3 Pantherがこれまた凄い。Appleのwebでも概略は見られるんですが、可能ならば基調講演のストリーミング放送をご覧になられることをお勧めします。iTunes並のFast Searchingが可能なnew Finderや一瞬にしてユーザー(というか作業環境を)を切り替えられるFast User Switchingも素晴らしいけれど、最もショッキングだったのは新機能となるExpose。複数のアプリで複数のウィンドウを開けていても、それらを一瞬のうちに一覧表示にしてウィンドウの切替えが簡単に出来るというものなんですが、これぞまさに待ち望んでいた機能。でもこれを使う為にはQuartz Extremeが必須なんですよね。そんな訳で、早くPowerBook G5出してください(笑)
★今年の帰省はクルマで行こう…という訳で、オーシャン東九フェリー・東京→北九州と徳島→東京の2等寝台&車両運搬を予約完了。下り便はちょっと出遅れたせいか「何とか空きがある」状況だったようですが、なんとか確保出来たようで。今回乗る予定のフェリーはCasual Ferryと言って「2等寝台のみ」なんで混雑していても寝るところは確実にあるからまぁいいんですけど。
★予約と言えば…大杉谷「桃の木山の家」と大台ケ原「大台荘」の予約も完了。こちらは8月初旬の予定。「桃の木山の家」は山の家だから相部屋が当然なのだけれど、驚いたことに「大台荘」には1人部屋があるらしいです。山荘のくせに1人部屋があるのかと思ったんですが、予約の時に「お車ですか、バスですか」とも聞かれたんで、その手の「一般旅行客」の利用も結構多いのかも知れませんね。私はと言えば、料金が少しだけ安い大部屋の方を予約。料金よりも雰囲気的なものが重要かな?と思う訳で...
★今の住み処の近くに「夜来香」なる小さな中華料理屋があるんですが、私の回りの人間は誰もこれの読み方を知らないらしい。その店はエーライシャンと読ませているんですが、イエライシャンという発音の方がどちらかと言えばメジャーのようですね。この「夜来香」、東南アジアに分布するガガイモ科のツル植物で夕方になると花が開いて甘い香りを発することからそう呼ばれているそうです。日本でも沖縄にはあるらしいですね。これを探しに沖縄まで行くというのも面白いかも。